森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

日記:声が命

2010年11月07日 09時02分33秒 | 日記
大分より帰り、授業を5コマ程度月曜にして、
火曜より沖縄へ。
いつもは空港にお出迎えですが、
今回は沖縄タイム、いつどこに行けばよいかさっぱりわからず、
それを楽しむかのように、ゆいレールにのり、
国際通りへ、
そのあと、古谷さんと合流し、波む花で懇親会を行いました。

そこでは、植物プランナーの新城さん、
そしてアソシア施設長の神谷さんたちとあすのイベントの打ち合わせを行いました。
全般的なコンセプトを決め、
美しい人生をおくるためにであったり、
マイナス思考からプラス思考へであったり、
いくつかのコンセプトを決め、
私の講演も「脳っておもしろい」にして、
広く一般の方々にその興味をもってもらうような方向でいくことを決定しました。

翌日、文化の日に、てんぶす那覇で、イベントが開始し、
私の講演からスタートしました。
久しぶりに演台を真ん中に置き、スライドを使用せずに、
言葉だけですすめました。

場内にはマダムの方々が多く、
彼女たちは笑いの神様であり、
些細な冗談にもおおいに笑ってくれました。
この人たちの人生は豊かです。

一般の方々に話すときは、
難易度に注意しますので、
自分の知識の整理に非常に役立ちます。


その後、古谷さんの写真をみながら、
古谷さん、そして新城さんと、
自然と脳について語り、
新城さんの人柄でこれも場内爆笑で、
心地よい感じですすみました。

後半はアソシア施設長の神谷さんと、
障害者の心、正の強化、負の強化について語り合い、
切実な問題を、どのように解決していくかという視点で
非常に有意義な話ができたと思います。

私のほうはその後、おばさま連中からサイン攻めや、
握手攻めにあい、少し年配の女性たちのすごさを感じました。

その日は打ち上げがあったのですが、
私の声が出ず、
熱のなか、無理をした感があったので、ついにきたかと思いましたが、
ある程度寝れば、ハスキーボイスですが、なんとか発声できるようになりました。


11月4日に沖縄をたち、最後の卒業発表の確認をして、
11月5日、ゼミ生の卒論発表会。
森岡ゼミは毎度のことながら、トップバッター

以下の発表が行われました。


米元佑太:予測的姿勢制御時における脳活動-EEGを用いて-
楠元 史:メンタルローテーション課題における反応時間と脳活動の関係-EEGを用いて-
吉川奈々:一人称的運動イメージが脊髄前角細胞の興奮性に及ぼす影響-tDCSを含めた検討-
今井亮太:物体提示による視覚情報の変化が運動錯覚に及ぼす影響-fNIRS研究-
三家崇人:ラバーハンド錯覚における空間的整合性が身体保持感と脳活動に及ぼす影響-fNIRS研究-


今年は優秀で、手がかかりませんでした。
難易度も高く、どれも甲乙つけがたい内容です。
学会発表、国際雑誌への投稿も可能なものもあります。
データを見直し、適宜、公表していきたいと思います。
ご苦労様でした。


しいていうならば、3年生のために、もっとわかりやすくかな。

卒論の発表を終え、
そのまま岡山へ、
岡山で講義をして、
強化学習のまとめを行いました。

岡山より、京都を経由して、一路東京まで。

昨日よりgeneの講演のために東京に来ています。

今から講演・シンポです。

また詳細は後日UPします。


最新の画像もっと見る