森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

モザイクな時間経過

2008年07月09日 23時33分16秒 | 過去ログ
今日は教育学部の発達脳科学の授業がAMあり、
一部のグループには、
ゲーム体験による脳活動を他の先生方に実験実習していただき、
それ以外のグループでは、個別に
「ミラーニューロン」「クオリア」「ワーキングメモリ」を
建学の精神の視点から解説するというレポートに関する質問を受け答えした。

質問の仕方から垣間見るその脳活動。
私は質問から相手の脳の活動レベルがわかってしまう。
そして、目線の置き方などから、
その認知的、あるいは情動的経験が、
どのような状態であるかも。
そういう自分がときに嫌になるが、
逆によいときももちろんある。
脳を勉強すると、心まで垣間見ることができる。
唯一わからないのは、自分自身だ。

その合間に、臨床実習の依頼の電話をかけまくり、
快諾をいくつかいただき、
自分の脳がまさにパッチワークであると思う。

午後は、「身体運動学」の1章分の図の読み込みがやっと完成した。
ほんとはすべて仕上げるつもりだったが、
またもや、時間と自分に負けてしまった。
自分にいつまで負けるのか。
もう少し、作業能力を高めたいものだ。

その間も、自らの携帯で、
臨床実習の依頼をしまくる。
大学から予算を配当してもらいたいものだ。
まさに携帯を用いた電話のほとんどが仕事である。

これをお読みのPTの皆様でもし実習受け入れ
(次年度のみで結構です)の可能性がありましたら、
下記の大学の教員紹介のページのアドレスから
私までメールをいただければうれしい限りです。

畿央大学教員紹介

本学の学術的・臨床的援助は「すばらしい」と自負しています。
今まで講演で巡り、出会った先生方、是非にご協力をお願い申し上げます。



午後には、大学院生の中野君の研究を確認し、
論文を書くように、GOサインを出した。
内容からして、どこかアクセプトされるであろう。

合間に「よさこい」の関係の電話もしながら・・・

その後、院生の信迫君の週末の認知神経科学学会のポスターを確認し、
印刷のGOサインをだし、
その合間も、臨床実習の依頼返答の電話を受けながら、
モザイクな時間が流れながら、
19時40分から大学院のM1の授業に向かう。
来年度は大学院の授業が増えるようだ・・・・・・・
平松君、河村民平君の研究計画を聞き、
一部、 実験スタートのGOサインを出した。
スタートダッシュも肝要である。

私は、とっても理系脳なのだ。
普段は文系的思考と志向を前面に出しているが、
高知弁でいうと、グダグダな「ようだい」はあまりすきじゃない。
とにかく、人生設計、そしてワーキングメモリを全面的に活かして、
完璧なスケジュールでフィニッシュさせてもらいたい。