天空の土木作業

鉄道模型レイアウトの制作記録

模型を撮影する

2018-01-01 | レイアウト
今までこのブログでは、スマホで適当に撮影した写真を掲載してきました。
一昔前のデジカメよりも綺麗で明るく、照準が合った写真が手軽に撮影出来て喜んでいます。
先日、旧友が遊びに来て、レイアウトの写真を本格的に撮影してみようと試みてくれました。
彼とは小学生時代、あちこち遠征にいったもので、いつも彼の撮る写真のほうがカッコよくて羨ましく思ったものです。
機材はよくわかりませんが、三脚を立て、セルフタイマーにして、シャッター速度もかなり遅く設定し、200枚くらい撮ってくれました。その一部を掲載します。



仕事で香川県に住んでいた時期が長かった彼が持ち込んできた琴電です。このレイアウトで短編成を運転する機会はあまりなく、新鮮でした。
後ろの木が一本、傾ているのが気になりますね。こうしてレイアウトの「粗さ」を見つけられるのも撮影のいいところだと思います。



こちらは「北斗星トマムスキー」に見立てた「夢空間」です。
こうしてみると背景に大きな山を作成した甲斐があったというものです。
山間部に設けたレストランもいい味を出しています。架線が途中で無くなっているのは残念ですね。早く作業しなければ。



これも彼の所有車両、能勢電鉄です。こうしてみると一の鳥居の鉄橋を思い出します。
どういう撮影技法かわかりませんが、夕暮れを思わす色に仕上がっています。



これもまた彼の所有車両、大阪市交通局60系と阪急7000系です。7000系は神戸線仕様の物ですので離合はお遊びですが、雰囲気は出ています。
私たちは千里ニュータウンで育ちました。自転車で撮影に行った千里山周辺の雰囲気になっていると思います。
私はこの区間を165系が駆け抜けるイメージで作っていたのですが、こうして切り取ってみると千里山に見えてくるのは面白いです。



こちらは関大前や豊津あたりの雰囲気でしょうか。
この辺りは小さなセクションですが、こうして接写すると住宅地を走るように見えてくれます。
実際には後ろの団地はこの場所にはありません。私が手で下から支えて撮ったものです。阪急バスもいい味を出してくれています。



実際にはJR線が上で、阪急線が下を交差しますが、まあイメージということでは大山崎、しかし60系が走っているから南方でしょうか。
被写体によってイメージは随分と変わってくるものです。



非電化線も撮影してくれました。切り立った岩に沿って走ってくる様子がカッコいいですね。気に入っています。
しかし、ヘッドライトくらいつけなくてはなりません。勿体ないことをしました。



最後に、これはセピア色に仕上がったものです。70年代に撮影した写真が家から出てきた、という感じでしょうか。
阪急の連結器が曲がっているのが残念です。撮影の時には気にもしていなかったのですが、細部にも気を使って1枚を撮影することが大切だなと感じました。

私にとってNゲージは「レイアウトを作る」のが醍醐味で、そこから「走らせる」「車両を加工する」「コレクションを楽しむ」となっていますが、ここへきて「写真を撮る」という楽しみも生まれました。最近では「インスタ映え」なんて言葉もありますが、わざとらしくても1枚の写真を完成させるためにあれこれ仕込むのは楽しいものです。
早く大まかに完成させて、撮影に時間を割きたいと思います。

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