天空の土木作業

鉄道模型レイアウトの制作記録

台湾 台湾高速鉄道

2019-03-31 | 日記
去年のタイから一年、また海外に行く機会をもらいました。今回は台湾です。会社の労務的にスケジュールはかつかつで、行くかどうか寸前まで悩みましたが、社員の協力あって何とか旅立つことができました。
ですから、何の用意もなくとにかく参加しただけで、旅程表も関空で初めて見るありさま。ただ、時刻表だけは取り寄せていたので、隙を見てまた何かに乗ってやろうという魂胆です。

関空で出国手続きを済ませ、空き時間に何か食べようかとウロウロしてましたら、シャワールームを見つけました。これはありがたいですね!暫く会社に泊まり込みでだいぶくたびれていましたので、利用することにしました。ルームはとても清潔で、サンライズみたいな機械がついています。10分600円でした。小さなタオルは自販機で売っていて、ルーム内にボディソープとリンスインシャンプーはあるのですが、願わくば歯ブラシやカミソリも自販機で売っていてくれればと思いました。大変さっぱりして、いざ出国です。

 

エバー航空181便に乗ります。小さな機体でした。機内食のメニューは、台湾発と台湾着がそれぞれ二つずつ記載されましたが、私の席には有無を言わさずドンとチキンライスが置かれました。デザートに台湾名物の杏仁水饅頭がありまして、旅心をくすぐらされます。隣に同業の巨漢がいましたので、勇気を振り絞って二人でお代わりをお願いしましたら、パンだけポンポンと置かれてしまいました。白ワインで流し込み、腹の足しにします。

 

到着後、寺院を観光し、食堂でもつ煮ともやし炒めみたいなのを食べ、冬瓜のジュースを飲みました。徐々にアジアに染まります。
夜はレセプションに参加し、台湾料理を堪能。その後、現地のキャバクラみたいなとこに行ってから、夜食に食堂へ行きました。汁蕎麦が150円くらいでしょうか、めちゃくちゃ美味しいです。〆はホテルのバーでウイスキー。ウイスキーの名前は万国共通ですから、オーダーも楽なもんです。疲れているはずがまあまあ遅くまで満喫しました。

 
 

翌日は仕事、と、観光。かつて塩田から塩を運んでいた「四草緑色隧道」。小さな船に乗ってボーっとマングローブの水路を往復します。まあ特に感想のない観光地でした。
お昼は高級台湾料理を満喫。くり貫いたパンにおかずを詰め込んだ『棺桶』というネーミングセンスを疑う名物料理を頂きましたが、これは美味しかったです。その後、放置していた屋敷が樹木でおおわれる、まるで天空の城ラピュタを思わせる安平樹屋へ行きました。時が止まったような感覚になれるのがいいですね。その後、高速鉄道の嘉義駅に移動します。

 
 

ついに台湾鉄道に乗るときがきました。ここから台北へ行くのですが、時間がありましたので単独行動を許してもらい、私は台南まで戻ることにしました。券売機で切符を買います。中国語表示でしたが、当日か否か、どの駅から何処までか、自由席か指定席かビジネスクラスか、支払い方法は何かと、漢字表記を見れば何となくわかるものでした。
嘉義1614発、651便に乗車します。やっと1人になれた解放感と、台湾新幹線に乗る高揚感で胸が高鳴ります。やってきた台湾新幹線700T形。乗車すると実に700系に似ています。当然、製造が川崎重工ですから当たり前と言えばそれまでです。ただ、違いもいろいろありまして、例えば24系なんかと同じく、非常時に窓を打ち砕くハンマーがあったり、優先座席があったり、荷物置き場があったり、送風口が違ったりと、そんなところを見るのも楽しいです。
20分乗車して台南で下車し、折り返しを待ちます。台南には駅弁があるというのはネットで見てましたので、探して見ますと売り場がありました。ただ、販売時間が決まっているようなので、そこは注意がいりそうです。種類は豚と鳥、魚がそれぞれメインのものでした。豚肉のものをチョイスします。

 
 

切符の買い方はわかりましたので、次はビジネスシートを選びます。時間ギリギリ、慌ただしく乗り込みました。台南1648発、664便です。
発車早々にワゴンが通りますが、なぜか後ろからもう一台、ワゴンが来ました。私が乗務員のときは、雑貨ワゴンと弁当ワゴンがありましたので、そんな感じかなと思ってましたら、1台めのワゴンは高速で通過。やる気ないなーと思っていましたら、後ろのワゴンはビジネスシート専用のウェルカムドリンクを運ぶワゴンでした。コーヒーを注目すると、小さなお菓子ももらいました。新聞専門の販売もありました。さすがビジネスシート、サービスもなかなかです。
先ほど買った弁当を広げ、ビジネスシートを満喫します。コンセントもあり、十分な設備です。

 
 

私の乗った664便は途中で、同行者がのる842便を追い越します。弁当を食べ終わった頃に台中に到着し、そこで下車。後続の842号に乗り込みますと、同行の皆さんが驚いていました。皆さんが乗ってるのは「こだま」で、私は「のぞみ」で追い越したんだと説明すると、納得されてました。
台北ではミシュラン1つ星のフレンチを堪能し、その後は夜市を満喫して、台湾ウイスキーを頂ける路面店のバーで、新交通を見ながら飲みました。最良の時間が流れます。明日、6時半の新幹線でしたので、半ば諦めてながらも、良質な夜を楽しみました。

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