丹沢はあまり登ったことはないが、この川はよく増水する。数年前に消防に「危険だよ」といわれた中州キャンパーは、「うるさい」と答えてそのまま流されて死んだ。今回も鮎釣が流されて死んだ。一時夏の沢に凝っていたことがあって、雨天増水には最大の注意を払っていたが、今となっては懐かしい。
川の増水というのは実はいいことなのだ。黄河、インダス川で稲作の文明が発達したというのは、雨季になると、川幅が50キロにも拡大する。それでいて深さはほんの足の甲程度。そこに自然の水田ができた。
ところがアマゾン川は地形が浸食されていて、増水は水嵩が増すばかりで一向に広がらない。穏やかな地形じゃないということだ。それで文明は南米には発達しなかった。
増水するほど雨が降るというのは自然の恵みだね。日本の水は世界一美味しいはず。その恩恵の裏返しで、自然災害は上手に回避しましょうというだけのことで、出来なかった者は被災するというだけの話。
川の増水というのは実はいいことなのだ。黄河、インダス川で稲作の文明が発達したというのは、雨季になると、川幅が50キロにも拡大する。それでいて深さはほんの足の甲程度。そこに自然の水田ができた。
ところがアマゾン川は地形が浸食されていて、増水は水嵩が増すばかりで一向に広がらない。穏やかな地形じゃないということだ。それで文明は南米には発達しなかった。
増水するほど雨が降るというのは自然の恵みだね。日本の水は世界一美味しいはず。その恩恵の裏返しで、自然災害は上手に回避しましょうというだけのことで、出来なかった者は被災するというだけの話。
地学を学べば、台地に雨が降れば溝ができ川となり、渓谷となるのですが、それは一旦は深くなりますがやがて全て崩れて押し流され平らになります。これを準平原といいました。
そういう意味では雨が降って増水し、山が崩れて土石流になるのは自然そのものであるのですが、
その至近に住んでいる人が被害を被ると、「それは自治体が悪い」となるのはなぜなんでしょうね?
そういう自然現象を覚悟の上で沢筋に住むってもんじゃないんでしょうか?
そのために公的資金で日本の全ての川をコンクリで固めないといけないものなのかといつもニュースを見て思います。
自分がガキの頃は、爺さん婆さん世代が山に降る雨の恵みと危険性を教えてくれたけど、今回は伝えるべきその爺さん世代が流されてる。
迂闊としか言い様が無いですわ。