sptakaのブツブツDiary

sptakaさんは、毎日ブツブツ発言しています。

2月20日(火)心にナイフをしのばせて

2007-02-20 01:00:35 | ブツブツ日記
 タイトルの本は賞を取った奥野さんのノンフィクションであるのだが、過去の事件の本というのは、貰ったのに読んでいない。あんまり好きじゃないんだ。他にも私が勘違いしていた理由がある。
 本の帯びに「28年前のサカキバラ事件」とある。あの奇妙な事件は、28年も前だったけか? と思っていたのだが、10年前のことだと知ったのは今日のこと。ということは? 「もう一つのサカキバラ事件」とするべきだった。似たような事件が過去にあったというわけだが、じゃ、その事件をサカキバラと決め付けたのもまたよくない。本の帯が物凄く悪い。
 10年前と28年前を勘違いする方がおかしいとも言われたが、しかし昼寝1時間したのと、2時間50分したのか、起きた自分は時計見ないと分からないもんだ。1年前か100年前かは普通分かる。人間はたった2,8倍の違い程度は、簡単に勘違いするものだと思うが。
 さらに、「犯人の同級生が、弁護士になった」とある。だからなんだ? 同級生というのは、共犯もしくは、関係者か? しかし、同級生が弁護士になったからって、なんでもない。意味不明の日本語だと私なら直させる。
 おお、ここまで書いて確認したよ。「犯人だった同級生」という意味だ。弁護士になったのは犯人だった。ならばそう書けよ。長文の中のこの語彙ならば理解できるかもしれないが、本の帯のキャッチとしては「駄文」だといっておく。
 もう一つ、「被害者は30年後の今でも事件を引きずっている」とある。え? 被害者って殺されたんじゃないの?
 というように、本の帯びの活字100文字くらいの中に、三つもわからないことがあって、読書後感想求むと、いわれても、さらに読めない。だから帯だけ悪いというのも、読んでからにしてくれとか言われそうで、言わないでここにひっそり書くだけ。
 いいだろ、読まなくたって。クルマだって乗らなくても、見てくれだけで、文句言う人いっぱいいるよ、私もそうだ。ディーラーは、乗ってからにしてくれとは絶対に言わないぞ。見れくれ悪ければ、乗りたくない。
 しかし、これは筆者が悪いんじゃなくて、文春の編集担当もしくは、営業部だ。こんな勘違い助長するような本の帯は、言わせて貰えば「最低」。少なくとも勘違いした私は悪くないぞ。私は読者の一人だ。読者の勘違いは自由だ。

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