sptakaのブツブツDiary

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2月19日(月)派遣社員は脱税の温床

2007-02-18 23:54:29 | ブツブツ日記

 ついにこの春から次男もアパートに出ると言い出して、我が家は老夫婦二人になった。私は定年退職したいほどだ。ということで妻も暇で、この数年派遣社員登録してたまに仕事をしている。そして私は確定申告はすでに済ませて、本当は妻も申告するはずだと思って「源泉徴収とか来ているのか」と聞いて、見せてもらったが驚いた。貰った収入の源泉もされていないし、消費税もない。なるほど、世の中2千万人の派遣、バイトというのは、企業にとって脱税の温床になっていることが分かる。(源泉がないということは、その社員は所得税を支払わなくてもいいと言い換えられる)。
 過去、パート主婦が、実はあまり歓迎されなかった理由というのは、年収100万円くらいになると、夫の扶養家族から出なければならないということだった。扶養家族というのは、たかだか60万円くらいの控除になるというだけの話。こういう税法上の抜け穴を利用して、派遣パートの妻は月給8万円、年収100万円未満を自ら上限にすることによって、夫の扶養家族の中にいた。30年前なら分かるが、今も同じ制度だ。
ところが、派遣パートも専業ともなれば、こんな金額はさっさと越える。越えるのだが、数箇所に別れた派遣先からは、1社辺りはこの金額未満であるために、源泉もされず、消費税も支払われていない。企業は人を雇ったにも関わらず、脱税しているというわけだ。
 それが、キャノン、トヨタもそのとおりで、下請けで雇ったはずの連中も、派遣として処理して問題になっている。
 そういう差別はやめろというのは、今の日本のテーマになっている。いつまでたっても、派遣が派遣のままというのは、正社員という実はこれも架空の制度なのだが、それを維持したがる。ならば日本の新卒は、社長以外は全員派遣にすれば、企業そのものはすべての脱税が可能だという理屈になってくる。だから、社員も派遣もパートもなくして、すべてを厚生年金に入れろというのは、北欧先進国のモデルなのだが、実行しない。実行すれば、日本は金満病になって、人件費だけは高いが全員無能だという国になる。京都議定書にアメリカが参加しないと日本は大声で文句を言うが、全社員が脱税方向に向かう日本の企業体質と国家政策のほうが、よっぽど問題だと思える。
 

やはり女は産む機械とも言える
 産む機械と言われて、しばらく考えていた。柳沢に問題があるのは、機械に油もガソリンも与えずに、さび付いているのに、機械が動かないと言った点に問題がある。それが大きなこいつの勘違い。
 機械が動かないのは、ガソリン不足のせいで、それは国家であり、社会保障であり、雇用の不安、さらに夫であるのだから、「私たち内閣に責任がある」といえばいいのであるが、この無学にも等しい男には、そういう頭がなかった。無学の男は、小泉もそうであったが、男はおたまじゃくしだけを発すれば、それでおしまいという、呆れるほどの無学性がある。
 そうそう日本に昔からあるお見合いにしても、女に結婚意志があるなら、男はいつでも歓迎ですよと普通は思えるわけだ。結婚だって女の意思であり、女は結婚して出産する機械でもある。
 とりあえず中国は一人っ子政策を、もう30年近く実行しているのに、人口が減らない。北京では出産ラッシュであり、出産後1ヶ月間、住み込み援助保育指導の出産経験者オバサンが、大学初任給以上で雇えるという制度があるらしいのだが、これが人手不足だといわれる。半年先まで予約が入っているというわけだ。高度成長期の事実というのは、こういうことである。
 いや裏事情はいくらでもあるだろう。日本にだって裏事情は中国以上にある。田舎と北京の物価事情の落差。妊娠中に女子だと分かると中絶するという事実。大学卒の一ヶ月の人件費などは、貯金の利息で簡単にでる。
 そうとはいっても、子供が欲しいと思う事実はこのとおりで、援助オバサンの予約が取れないといい、避妊する女性もいるといわれる。やっぱり中国でも出産の有無は、女性主導らしいのだが、だから機械とする補強論理だとか、そういうことを言おうとしているのではない。
 将来に対する漠然とした不安、希望のなし、諦め感、そういうのが先にたって、セックスはしたいが避妊も絶対だと思っている夫婦やカップルが多いことが、日本の将来性がないことだ。
 同じように、田舎は昨日の東京マラソンに嫉妬して、東京だけに人口の社会増加があふれて、東京の将来はどうなると、文句を言い出す奴が多くなった。将来どうするかはそのときに東京が考えればいいことで、とりあえず東京バブルは慎太郎がそうしただけのこと。住んでいる私たちも、その恩恵を受けているために、支持されているということだけだ。
 住んでいる住民、国民に満足感がなければ、人は何かをしようとは思わない。いつもいうように、全国の役人の規制撤廃が最重要課題である。日本は役人の規制国家である。
 

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