3週ほど前が最後の中継解説だったような気がするが、すでに言葉が聞き取れなくて、こんなものよくNHKは使うよなあと文句言いながらBS見たが、それが最期になった。メジャー解説で、大島ほどおしゃべりはいなかったと思うが、それがまんざらでもなくて、割と楽しかったのは、なぜかと思えば、へぼ選手も腐せることなくて、いいとこだけ誉めた。ある意味晩年は誉め殺しで、まあダメ出し腐せ文句三昧よりも、よかったと思う。
一に大島ならば、二に慎太郎、三に野村なのかな。
思えば、吉田拓郎も、さだまさしも、果てはユーミンも中島みゆきも、尾崎豊にいたっても、ダンマリの猫をかぶっていたが、「お前ら、そこまでおしゃべりだったのか」。ああ、沢田にしても、こんなことは晩年になって気が付いたよ。男は本来おしゃべりなのだ。本音でダンマリとは、偏差値がないか、対人(軍国)恐怖症だけで、まともなものは、みんなおしゃべりだ。それは歓迎されることなのだが、不必要なこと(秘密)までしゃべるから、男のおしゃべりは、一般に馬鹿と言われるわけだ。でも、70歳の大島にもなれば、もう世の中不必要なことなど一切なくて、知っていることは全部しゃべっても罪がないとまでなるから、これは面白かった。残念だ。
ついでにいうが、メジャー解説の武田は、いつまでたってもおバカ、こいつがしゃべるから「野球がつまらない」。なぜなら、こいつは選手を腐すわけだ。それが解説の仕事だと思っているバカ。しかも自分は根津甚八だかなんだか、格好つけて半身で構えているのがいいらしくて、アナの質問に「当然でしょ」とか「当たり前ですよ」と平気でたれることがあって、お前ごときに当然とは言われたくねえと、視聴者は思うわけで、武田などは、さっさと消えろといつも思う。
大して、今中にしても、新井も、大いにおしゃべりで分析能力多方面で、ああこういう解説は大いによい。大島、残念な男が、2000本安打しているのに、早世残念だった。
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