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米国株、ダウ小反発し22ドル高 大手テックの決算控え、様子見姿勢 ナスダックは小反発 米国・欧州株概況 2023年4月22日 5:50 (2023年4月22日 5:57更新)

2023-04-21 17:30:30 | 日記
米国株、ダウ小反発し22ドル高 大手テックの決算控え、様子見姿勢 ナスダックは小反発
米国・欧州株概況
2023年4月22日 5:50 (2023年4月22日 5:57更新)

【NQNニューヨーク=稲場三奈】21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに小幅に反発し、前日比22ドル34セント(0.1%)高の3万3808ドル96セントで終えた。2023年1~3月期決算を発表した日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が上げ、ダウ平均を下支えした。もっとも、来週の大手ハイテク企業の決算発表を見極めようと相場全体は方向感を欠く展開だった。

朝発表の23年1~3月期決算で売上高が市場予想を上回ったP&Gが3%高となった。来週はソフトウエアのマイクロソフトや交流サイトのメタ・プラットフォームズ、ネット通販のアマゾン・ドット・コムといった大手ハイテク企業の決算発表を控える。積極的に持ち高を傾ける動きは限られた。

午前発表の4月の米製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)は50.4と市場予想(49.0)を上回った。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化し景気が悪化するとの懸念が重荷となり、下げる場面もあった。米金利先物の値動きから米金融政策を予想する「フェドウオッチ」によると、5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを決める確率は21日夕時点で80%台後半まで上昇した。

市場では「FRBが5月に0.25%の利上げを決めるとの見方がある程度織り込まれている。投資家の関心はFOMC後の動きへと移っている」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声が聞かれた。

ダウ平均の構成銘柄ではスポーツ用品のナイキやホームセンターのホーム・デポなどが上昇。一方、石油のシェブロン、医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、半導体のインテルなどが下げた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に反発した。前日比12.898ポイント(0.1%)高の1万2072.456で終えた。アマゾン・ドット・コムは3%上昇した。高級車種の値上げを発表した電気自動車のテスラも買われた。

日経平均、終値93円安の2万8564円 国内株概況 2023年4月21日 9:07 (2023年4月21日 15:40更新)

2023-04-21 17:30:30 | 日記
日経平均、終値93円安の2万8564円
国内株概況
2023年4月21日 9:07 (2023年4月21日 15:40更新)

21日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、大引けは前日比93円20銭(0.33%)安の2万8564円37銭だった。米景気の先行き不透明感や円高の進行が重荷となり、利益確定売りに押された。一方、半導体関連で指数寄与度の高い東エレクやアドテストが上昇し、指数を下支えした。

米国では弱い経済指標が相次ぐなかで前日の主要3株価指数がそろって下落し、日本株の売りに波及した。電気自動車(EV)大手テスラの2023年1〜3月期決算が大幅減益となるなか、自動車株が下落した。円相場で1ドル=133円台後半まで円高・ドル安が進んだことも輸出関連株を下押しした。米金利低下を背景に銀行株や保険株の下げも目立った。

一方、米ラムリサーチや台湾積体電路製造(TSMC)の決算を受け、半導体市況の底入れ期待が急速に広がり、関連銘柄は軒並み高となった。日銀の金融緩和路線の継続期待や東証の低PBR(株価純資産倍率)企業への改善要請なども追い風となり、日経平均は一時上げに転じて18日に付けた年初来高値(2万8658円)を上回る場面もあった。

市場では「日本株を取り巻く環境は悪くないが、米景気悪化の影響が気がかり。株価が一本調子で上げるのは厳しい」(楽天証券の窪田真之チーフ・ストラテジスト)との声が出ていた。

東証株価指数(TOPIX)は3日続落し、前日比4.67ポイント(0.23%)安の2035.06で終えた。東証プライムの売買代金は概算で2兆5650億円。売買高は10億5303万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は938、値上がりは797、変わらずは100だった。

きょう東証プライム市場に上場した楽天銀は10時3分に公開価格(1400円)を456円(32.6%)上回る1856円で初値を付けた。その後も堅調に推移し、終値は1930円だった。

日産自、楽天グループ、三菱UFJ、TDKが下落した。東ガス、川崎汽、Jフロント、エーザイは上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

<strong>米国株、ダウ3日続落し110ドル安 米企業業績や景気の悪化を懸念 米国・欧州株概況 2023年4月21日 5:21

2023-04-21 07:09:28 | 日記
米国株、ダウ3日続落し110ドル安 米企業業績や景気の悪化を懸念
米国・欧州株概況
2023年4月21日 5:21

【NQNニューヨーク=横内理恵】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比110ドル39セント(0.3%)安の3万3786ドル62セントで終えた。電気自動車のテスラなど主要企業が減益決算を発表し、企業業績への不透明感が強まった。米連邦準備理事会(FRB)の利上げが続き、米景気を冷やすとの観測も投資家心理の重荷だった。

ダウ平均の構成銘柄では、朝方発表した四半期決算で1株利益が市場予想に届かなかったクレジットカードのアメリカン・エキスプレスが下落。通信のベライゾン・コミュニケーションズも大幅安だった。決算を受けて業績不透明感が強まった同業のAT&Tの急落につれた。ダウ銘柄ではないがテスラは11%下げる場面があった。1~3月期決算で売上高や利益率が市場予想を下回り、24%減益となったことが嫌気された。

FRBの利上げが長期化し、米景気悪化を招くとの見方から景気敏感株や消費関連株が売られた。20日発表の4月のフィラデルフィア連銀の製造業景況指数が市場予想以上に悪化した。一方、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は19日夜の講演で高インフレを抑制するための利上げ継続を支持した。クリーブランド連銀のメスター総裁も20日、インフレ目標達成のために一段の金融引き締めが必要との見方を示した。

「市場が6月以降も米利上げが続く可能性を織り込み始めた」(ケース・キャピタル・アドバイザーズのケニー・ポルカリ氏)との声があった。ダウ平均は220ドル近く下げる場面があった。

売り一巡後は下げ幅を縮小する場面もあった。ハイテク大手を含め、来週にかけても主要企業の決算発表が続く。実績や見通しを見極めたい投資家が多かった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比97.668ポイント(0.8%)安の1万2059.558で終えた。