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東証大引け 3日続伸 バフェット氏の追加投資検討で買い加速 国内株概況 2023年4月11日 15:31

2023-04-11 16:45:20 | 日記
東証大引け 3日続伸 バフェット氏の追加投資検討で買い加速
国内株概況
2023年4月11日 15:31

11日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比289円71銭(1.05%)高の2万7923円37銭で終えた。日銀の早期修正観測が後退し、円の対ドル相場の先安観が強まったことで輸出関連株を中心に買いが優勢となった。米著名投資家が日本株に強気な見方を示したと伝わると上げ幅が400円を超えて、2万8000円台に乗せる場面もあった。

日銀の植田和男総裁が10日の就任会見で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)や政府との共同声明などについて現行のまま維持する姿勢を示したことで、大規模緩和策の修正観測が遠のいた。円相場が円安・ドル高に傾き、国内株相場の支えとなった。

11時に日本経済新聞電子版がウォーレン・バフェット氏が日本株について追加投資を検討していると述べたと報じると、先物主導で買いの勢いが加速する場面があった。バフェット氏は大手商社株の保有比率が上昇したことにも言及し、商社株は午後にかけて大幅上昇した。

もっとも、2万8000円を超える水準では戻り待ちの売りも出て、上値は重かった。

東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、15.32ポイント(0.78%)高の1991.85で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆5260億円と3営業日ぶりに2兆円台に乗せた。売買高は10億4600万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1385と、全体の7割強を占めた。値下がりは365、変わらずは85銘柄だった。

東エレク、アドテストなど値がさの半導体関連株が買われた。伊藤忠、丸紅が後場急伸した。太陽誘電、TDKも高かった。一方、第一三共、ニチレイなどディフェンシブ銘柄の一角が軟調だった。りそなHD、T&Dが売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ続伸し101ドル高 景気敏感株に買い ナスダックは反落 米国・欧州株概況 2023年4月11日 5:29

2023-04-11 12:51:01 | 日記
米国株、ダウ続伸し101ドル高 景気敏感株に買い ナスダックは反落
米国・欧州株概況
2023年4月11日 5:29

【NQNニューヨーク=戸部実華】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前営業日の6日に比べ101ドル23セント(0.3%)高の3万3586ドル52セントで終えた。前週末発表の3月の米雇用統計を受け、米景気悪化への過度な懸念が和らいだ。景気敏感株に買いが入り、ダウ平均を支えた。一方、ハイテク株は売りが優勢となり、相場の重荷となった。

聖金曜日で株式市場が休場だった7日に発表された米雇用統計では、非農業部門の雇用者数の増加幅が23万6000人と、市場予想(23万8000人)並みだった。労働参加率が上昇するなか、失業率は低下した。前週は米景況感や雇用関連などの経済指標が軒並み市場予想を下回り、米景気の先行き懸念が強まっていたため、雇用統計は投資家心理の改善につながった。

一方、ダウ平均は売りが先行し、上昇に転じた後も上値が重い展開が続いた。12日に3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控える。米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を探るうえで、内容を見極めたい雰囲気が強かった。市場では3月に金融システム不安が広がった後で「今週末に相次ぐ米大手銀の決算発表を確かめたい投資家が多い」(ボケ・キャピタル・パートナーズのキム・フォレスト氏)との声も聞かれた。

建機のキャタピラーは3%高、化学のダウは2%高となり、景気敏感株の上昇が目立った。消費関連株にも買いが入り、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスやスポーツ用品のナイキが高い。

半面、米長期金利が上昇した局面で、高PER(株価収益率)のハイテク株には相対的な割高感が強まるとみた売りが出やすかった。米IDCの調査で1~3月期のパソコンの出荷台数が前年同期比で大きく減ったスマートフォンのアップルが2%下げた。ソフトウエアのマイクロソフトも安い。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に反落し、前営業日比3.602ポイント(0.02%)安の1万2084.355で終えた。ネット検索のアルファベットや交流サイトのメタプラットフォームズが売られた。一方、韓国サムスン電子の半導体減産の方針を受け、半導体のマイクロン・テクノロジーは8%高となった。