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東証大引け 5日続伸 米インフレ鈍化で成長株に買い 国内株概況 2023年4月13日 15:27

2023-04-13 21:37:03 | 日記
東証大引け 5日続伸 米インフレ鈍化で成長株に買い
国内株概況
2023年4月13日 15:27

13日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸し、前日比74円27銭(0.26%)高の2万8156円97銭で終えた。米景気の先行き懸念から朝方は幅広い銘柄で売りが先行したが、徐々に下げ渋って上昇に転じた。米物価指標が市場予想を下回り、利上げ長期化の観測が和らいだ。東京市場では値がさのグロース(成長)株の一角が買われて相場を押し上げた。

12日発表の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、インフレ鈍化が示されたとの受け止めが広がった。日本時間13日の取引で主要なハイテク株で構成する米ナスダック100株価指数の先物が上昇したことも背景に、グロース株のなかでもクオリティー(優良)株とされる銘柄などが買われた。

もっとも、12日に公表された3月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、金融不安による米経済下振れリスクに言及されたことで、景気敏感株には売りが目立った。銀行や保険などの金融株は軟調に推移した。

東証株価指数(TOPIX)は小幅に5日続伸し、1.01ポイント(0.05%)高の2007.93で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆4060億円。売買高は9億7229万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は943と、全体の約5割だった。値下がりは786、変わらずは106銘柄だった。

ファストリが1銘柄で60円あまり日経平均の指数を押し上げた。キーエンス、ファナックの上げも目立った。第一三共、中外薬も買われた。一方、日産自、トヨタが下落した。東エレクなど半導体関連が下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ反落し38ドル安 決算発表控え方向感欠く ナスダックは続落 米国・欧州株概況 2023年4月13日 5:47

2023-04-13 06:11:25 | 日記
米国株、ダウ反落し38ドル安 決算発表控え方向感欠く ナスダックは続落
米国・欧州株概況
2023年4月13日 5:47

【NQNニューヨーク=矢内純一】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比38ドル29セント(0.1%)安の3万3646ドル50セントで終えた。午後公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月21~22日開催分)で、金融不安の経済への悪影響が改めて意識され、相場の重荷となった。ただ、今後本格化する主力企業の決算発表を見極めたいとの雰囲気も強く、相場は総じて方向感を欠いた。

FOMCの議事要旨では、参加者が金融システム不安による経済下振れリスクに重きを置いて議論し、「銀行の信用供与が予想以上に減り、経済活動を大きく抑制する可能性がある」との見解を示していたことが明らかになった。先行きの景気懸念が強まった。

リッチモンド連銀のバーキン総裁は12日、インフレ抑制に向け、「まだやるべきことがある」と述べた。金融引き締めに積極的と受け止められたのも重荷だった。

ダウ平均は高く始まった。朝発表の3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が5.0%と2月(6.0%)から鈍化し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(5.1%)も下回った。米国の利上げが長引くとの懸念が和らぎ、景気敏感株の一角に買いが先行した。

映画・娯楽のウォルト・ディズニー、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス、ホームセンターのホーム・デポといった消費関連が下げた。IT(情報技術)のIBMも下落した。一方、化学のダウ、製薬のメルクが高かった。アナリストが投資判断を引き上げた金融のゴールドマン・サックスも上昇した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落した。前日比102.540ポイント(0.9%)安の1万1929.337で終えた。電気自動車のテスラ、半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーが売られた。