つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

沈吟のとき

2015-09-15 14:28:53 | ジャズ

 
  沈吟・・・静かにくちずさむ    物思いにふける  といった意味でしょうか


  ついこの前までの朱色の酷暑がうそのように、天地は沈吟のときを迎えつつあります


  例年、九月の終わりごろに香ってくる、キンモクセイが香りはじめました


  彼岸花の茎がすくっと伸びて花をつけています


  そろそろ秋霖(しゅうりん)の季節に入りますね・・





    今日聴いたジャズ・・・



   THOMAS CLAUSEN TRIO・・・「PSALM(サーム)」



   マイルスとも共演歴のある、「北欧のビル・エヴァンス」と呼ばれる、デンマークのピアニスト、トーマス・クラウセンのリーダー作。


   MADS VINDING(b)、ALEX RIEL(ds)、、デンマークの二人の名手と共に綴る、ピアノトリオ編成。


   全9曲、ビル・エヴァンスからの影響を強くうかがわせる内省的で、知的なプレイを聴かせる。


   中には、”DANCING IN THE DARK ”、”SNEHVIDES DROM ”のような遊び心のある、自由な雰囲気を感じさせる曲もあって、


   アルバムの印象としては、クオリティの高い一枚に仕上がっている。


   それぞれのソロも聴きどころ。。。



1・SALME(PSALM)・・・2・DANCING IN THE DARK・・・3・SNEHVIDES DROM(SNOW WHITE’S DREAM)白雪姫の夢・・・4・SO FAR
5・SKYGGER・・・6・TO B・R・・・7・SOFT・・・8・DON’T LOOK BACK・・・9・シェルブールの雨傘・・・




      THOMAS CLAUSEN(p)
      MADS VINDING(b)
      ALEX RIEL(ds)


   ※ 「SHE TOUCHED ME」も同じメンバーによる作品です


       キンモクセイ 



  

   

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