つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

saskia bruin/ the day is done

2016-10-28 16:15:50 | ジャズ


             今日聴いたジャズ・・・


        SASKIA BRUIN・・・「THE DAY IS DONE」




       先日も書いたように、サスキア・ブルーインはオランダ出身、現在はイギリスで活躍するヴォーカリスト。


       少し低めのウィスパー・ボイスで、落ち着いた温もりのある歌唱が印象的・・・


       前回の「STEP INSIDE LOVE」が、ジャジー・ヴォーカル作品だったのに対して、本作は、ジャジー/ ボッサ・ヴォーカル作品。


       プロデュース&アレンジは同じく、CHRIS INGHAMが担当、、メンバーもほぼ同じミュージシャンが参加している。


       全11曲、ジョビンの曲(1、3、4、7、8、10)、シコ・ブアルキの曲(6、9)、サスキア・ブルーインとCHRIS INGHAM

   
       の共作5、コールポーターの2、ラストはスタンダードで構成されている。


       ”STEP INSIDE LOVE”も心地よいサウンドを満喫できる一枚だった。


       今回は、共作「YOU ALWAYS GET IT RIGHT」が少しばかりの哀愁味を含んだボッサ・テイストの曲で何ともいえず心に響く、


       印象に残るステキな曲(前回も二人の曲、”WONDERING”が素晴らしい曲だった)また、シコ・ブアルキの2曲をとりあげている


       ことはとてもうれしい。。。


       「ATRAS DA AMOR」は、マリエル・コーマンも自身のアルバムで歌っているほど、、、


       ブルーインの歌唱もさることながら、サポート陣の力量が光っていることも特筆に値する。



1・DESAFINADO・・・2・I CONCERATE ON YOU・・・3・PHOTOGRAPH・・・4・NO MORE BLUES・・・5・YOU ALWAYS GET IT
  RIGHT・・・6・SAMBA DE AMOR・・・7・波・・・8・AGUA DA PORKA・・・9・O GRANDE AMOR・・・10・YOU GO TO
  MY HEAD


            SASKIA BRUIN(vo)
            CHRIS INGHAM(p)
            ROGER ODELL(ds)
            ANDREW J、BROWN(b)
            PHIL BROOKE(g)
            COLIN WARLING(ts)



       台湾サザンカ(ツバキ科)


     山茶花や字引(じびき)ばかりの書架(しょか)ひとつ(草間 時彦)


       


       

最新の画像もっと見る