「暦便覧」には「陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也」とあります。
寒露とはこの時期に野の草花に宿る露のことで、
秋深しの時候を感じさせます。
五穀の収穫もたけなわで、
山野には山粧う紅葉が色を重ねていきます・・・
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今日聴いたジャズ・・・
DIANA PANTON・・・「YESTERDAY PERHAPS(昨日のわたし)」
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本作は、カナダ、オンタリオ州ハミルトン出身の歌姫、ダイアナ・パントンのリーダー・アルバム、デビュー作。
若い時分に渡仏し「パリ大学でフランス語の学位を取得した才媛」。。
カナダは女性シンガーの宝庫であり、彼女もその一人で、スウィートでキュートな歌声が魅力。
また、ノーブルな歌い方が穏やかな風情を醸し出している。
全15曲、ブロッサム・ディアリーも歌っている「プリュ・ジュ・タングラス」、ミシェル・ルグランの隠れ名曲、
「SUMMER ME、WINTER ME」、フランス語で囁くように歌う「枯葉」、A・C・ジョビンの「ジンジ」、チェット・ベイカーの
歌唱でも知られる「I GET ALONG WITHOUT YOU」、、など親しみのある安心できる歌声で、とろけそうになるバラード
が中心。さらに、フランク・シナトラがエヴァ・ガードナーと別れた後に録音した、「I’M FOOL TO WANT YOU」、、
(恋とは愚かというけれど)をシュガー・ボイスで、つぶやくように歌っているのが何ともいえない。
彼女の作品が一貫して、清楚で洗練された上品な雰囲気を醸しだしているのは、やはり経験豊富なドン・トンプソンが
手掛けるアレンジに他ならない。
ドン・トンプソンのピアノ、ベース、、レグ・シュワガーのギター、シンプルなサポートにより、更に彼女の歌唱が活きる。
ただ一つ残念なのは、トンプソンのヴィブラホーンがここでは一曲も聴けないこと。
※ ドン・トンプソンは1940年、ブリティッシュ、コロンビア州パウエル・リバー生まれ。
ジム・ホールやポール・デスモンド、メル・トーメとも共演し、自らも多くのリーダー作を残しているカナダを代表する
ミュージシャン。
※ レグ・シュワガーは1962年、オランダのランディ生まれ。ニュージーランドを経て1969年に家族でカナダに
渡ってきた。10代のころから、トロントで、ラルフ・ブラウンやベーシストのフレット・マクヒューと活動を共にし、
80年代には、トロントとモントリオールの両都市で活動していた。
モントリオールのレール・デュ・タンではペッパー・アダムスと、また別のクラブでは、ジョー・ニューマンとも一緒に
演奏していた。その後は、シアリング・クインテットと並行して、ドン・トンプソンと一緒に、デイヴ・マクマード・
ジャズ・オーケストラのレギュラーも務めている。
1・THAT OLD FEELING・・・2・DINDI・・・3・プリュ・ジュ・タンプラス・・・4・I’M FOOL TO WANT YOU・・・
5・ISN’T THIS A LOVELY DAY?・・・6・SUMMER ME、 WINTER ME・・・7・時さえ忘れて・・・8・枯葉
9・THIS IS ALWAYS・・・10・YOU HIT THE SPOT・・・11・I GET ALONG WITHOUT YOU・・・12・FOR ALL WE
KNOW・・・13・アラバマに星落ちて・・・14・YOU’D BETTER GO NOW・・・15・IN THE WEE SMALL HOURS・・
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ダイアナ・パントン(vo)
レグ・シュワガー(g)
ドン・トンプソン(p、b)
2004年9月 トロントにて録音・・・
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今書いたコメント反映されてないわ・・
ダイアナパントンってほんとに素敵な声と雰囲気を
醸し出す歌姫だって曲を聴いて痛感したわ・・
Tさんも絶賛する訳がよくわかったわ・
これからもいろいろ素敵な曲を教えてね
ではではまた~
ダイアナ・パントンは現在、カナダで一番人気のある歌姫なのよ。
ダイアナ・クラールも好きだけど最近はあまり聴いてない
毎回、気に入ったアルバムを中心に書いていて個人的な意見ばかりになっているけど、
適当に読んでネ
そちらの音楽も楽しみにしてるよ
台風の影響でお花ちゃんたちが心配だわ
まだ早いけどオヤスミ・・