紫蘭。5~6月ごろ、翼を広げた鳥のような形の花を咲かせます。
花色は赤紫が一般的ですが、ピンクや白の種類もあります。宿根草なので花期は長くありませんが、つやつやと長くとがった
葉が茂り、花のない時期にはグラウンドカバーとしても持ち味を発揮します。
木の下や庭の半日陰に植えるのにぴったりです・・・
ラン科
原産地: 東アジア
花言葉: その姿を忘れない
今日聴いたジャズ・・・
カレル・ボエリー・トリオ・・・「愛しのルイーザ」
本作は、1960年4月23日生まれのジャズ・ピアニスト、カレル・ボエリーのリーダー・アルバム。
全11曲、ブラジリアン・ソングの名曲をセレクトした作品。
タイトルチューンの”愛しのルイーザ”を始め、アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲が4曲(5、6、7、10)、
イヴァン・リンスの楽曲が2曲(3、9)、オープニングには、マリエル・コーマンも「LOVE BOSSA!」の中で歌っていた、
シコ・ブアルキの1、シンガー&ソングライターであるジャヴァンの書いた2、コンスエロ・ベラスケスの書いた、有名なラテン・
ナンバーの4、カエターノ・ヴェローゾの8、そして、ラストにはちょっと意外な感じもするけど、ジョージ・デュークの曲で
締めくくっている。
カレル・ボエリーの作品は、どれを聴いても透明感に溢れ、しっとりとして穏やか・・ハズレというものがない。
また、ヘイン・ヴァン・ダ・ヘイン(b)、ハンス・ヴァン・オーシュハウトゥ(ds)も持ち味を発揮し、随所で聴けるプレイは
特筆に値する。トゥーツ・シールマンスが絶大なる信頼を置いている3人の人柄がにじみ出ている一枚に仕上がっている。
カレル・ボエリーが「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ」にいた時の作品、そして、現在の「カレル・ボエリー・トリオ」の作品、
本作でコンプリート出来た。
”ピアノの魔術師”ともいわれるカレル・ボエリーのアルバムに、しばし身をゆだねようと思う・・・
1・アトラス・ダ・ポルタ・・・2・ブーケ・・・3・マダレナ・・・4・ベサメ・ムーチョ・・・5・ルイーザ・・・6・ポル・トーダ・
ミーニャ・ヴィーダ・・・7・ファヴェーラ・・・8・コラサフォン・ヴァガブンド・・・9・ビレートゥ・・・10・コルコヴァード
11・ブラジリアン・シュガー・・・
カレル・ボエリー(p)
ヘイン・ヴァン・ダ・ヘイン(b)
ハンス・ヴァン・オーシュタハウトゥ(ds)
2012年3月、アムステルダムにて録音・・・