つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

thierry lang trio/ the blue peach

2016-10-29 14:21:07 | ジャズ


           今日聴いたジャズ・・・


      THIERRY LANG TRIO・・・「THE BLUE PEACH」
      (special guest:toots thielemans)




      スイスの名ピアニスト、ティエリー・ラングのリーダー作。”ONE AND ONLY”であるトゥーツ・シールマンス氏を

      ゲストに迎えて綴る作品。


      全8曲中、ラングのオリジナル4曲(1、2、3、8)にスタンダードを織り交ぜたアルバム。


      トゥーツ・シールマンスは3曲(1、3、7)に参加して、彼らしい味わいのある音色が琴線に触れる。


      ラングの自作曲は、クラシカルな趣を感じる奥深さがあり、とくに、3曲目ではcelloをフィーチャー、続いてハーモニカ、

     
      ピアノ、ベースが加わり内省的で浮遊感のある響きが印象に残る。


      スタンダードでの「BODY AND SOUL」、「MY FUNNY VALENTINE」は、ラングならではのアレンジを施し、一聴して、曲名が


      わからない、、ラングの世界に引きこまれる、、深さ、、クオリティの高さ・・・


      「MY FOOLISH HEART」は、シールマンスのハーモニカが堪能できる。”愚かなりし我が心 ”哀愁味のある表現は、


      彼だけのものではないだろうか、とさえ思ってしまう。


      アルバムの内容については、書ききれないほど内容の濃さが満ちている。


1・THE BLUE PEACH・・・2・VENDREDI 18・・・3・LA RIVIERE TRANQUILLE・・・4・BODY AND SOUL・・・5・SOLAR
6・MY FUNNY VALENTINE・・・7・MY FOOLISH HEART・・・8・THREE LINES



        THIERRY LANG(p)
        IVOR MALHERBE(b)
        MARCEL PAPAUX(ds)
        TOOTS THIELEMANS(harmonica)
        CARINE SARRASIN(cello)



     シロバナフウリンツツジの花

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