つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

barry harris trio/ the last time I saw paris

2015-12-19 14:29:13 | ジャズ



    師走の日々はまっしぐらに冬至へと向かっています

    いまは 野草の花の少ない季節ですが、それでも日当たりのいいところでは

    西洋タンポポが咲いていたり、白いスミレが一輪だけ咲いている姿を見かけることもあります

    みなさまのお住いの地域では、いかがでしょうか?




        今日聴いたジャズ・・・


    BARRY HARRIS TRIO・・・「THE LAST TIME I SAW PARIS」
                 (思い出のパリ)




    1929年12月、デトロイト生まれのジャズ・ピアニスト、バリー・ハリスのリーダー作。


    ジョージ・ムラーツ(b)、リロイ・ウィリアムス(ds)を従えた、レギュラー・トリオによる作品。


    ムラーツの重厚なベース本来の響きを生かしたプレイ、、70年代なかばからハリスと行動を共にしてきたリロイ・ウィリアムスの魅力的な


    サポートのもと、ハリスの個性を最大に引き出している。


   本作は、全9曲、よく知られているスタンダード中心、バド・パウエルが愛奏していたナンバーが多く含まれていることも注目すべき点。


   ※ もともとバリー・ハリスはバド・パウエルに象徴されるバップピアノのスピリットをもっとも強く受け継いでいるプレイヤーといわれる。

     高貴なロマンを感じさせるメランコリックな世界や、どこか翳りを持った奥行きの深い表現、香り高い響きがハリスの音楽の中にある。

     ひとつひとつのメロディーを大切にし、ひとつひとつのハーモニーを大切にしながら慈しむように音楽を作りあげてゆくピアニスト。



1・BAG’S GROOVE・・・2・THE LAST TIME I SAW PARIS・・・3・DANCING IN THE DARK・・・4・I WANT TO BE HAPPY
5・ONCE IN A WHILE・・・6・TEA FOR TWO・・・7・’ROUND MIDNIGHT・・・8・OBLIVION・・・9・REMEMBER・・・



          2000年6月2日、NYにて録音



          ヨモギ


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