ひゃくにちそうという名でも呼ばれるけれど、最近は洋風の呼び名の方が浸透している。
別名は100日も咲きつづけるという花期の長さが由来となっているが、欧米でもYOUTH AND OLD AGEといって、
同じように花期の長さを表現した別名がある。
南国らしい華やかな赤、ピンク、オレンジ、黄色などの花色がそろい、一重、八重、丸く球状になったポンポン咲き、
カクタス咲きなど花型もいろいろある・・・
キク科
英名:ZINNIA
別名:ひゃくにちそう
花言葉:幸福
今日聴いたジャズ・・・
ADAM BIRNBAUM TRIO・・・「A COMME AMOUR」(ささやき)
本作は、1979年マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれのジャズ・ピアニスト、アダム・バーンバウムのリーダー・アルバム。
ベン・ウルフ(b)、ロドニー・グリーン(ds)を従えたトリオ編成。
デビュー作「渚のアデリーヌ」に続いて発表されたセカンドアルバム。アダム・バーンバウムは、ドミニク・ファリナッチの
「セイ・イット」(2003年)、「ベサメ・ムーチョ」(2004年)への参加によって日本でも注目された。2006年10月
には、パリで「MARTIAL SOLAL COMPETITION」を受賞、さらに2007年には「リンカーン・センター」がオルガニズする、
「THE RHYTHM ROAD PROGRAM」の一貫として世界ツアーに出かける。本作は、ウィントン・マルサリス門下の
「ジュリアード音楽院ジャズ科」卒のジャズエリートでもあるバーンバウムの世界の世界飛躍への序章を奏でる一枚となった作品。
全12曲中、ジャズメンオリジナル系とアダム・バーンバウムのオリジナル2曲(7、8)ロドニー・グリーンのオリジナル一曲(4)
ベン・ウルフのオリジナル一曲(12)で構成されている。
”ささやき”に相応しい曲が多い中、軽快に展開する曲もあり、三人、それぞれが持ち味を発揮している。
※ ベン・ウルフ(b)は、ボルティモア生まれのポートランド育ち。地元でウディ・ショウと共演。ニューヨークに進出し、
88年ハリー・コックJr・と出会って、同オーケストラの音楽監督を務めた。その後ウイントン・マルサリスのグループに参加して
ステージ・アップ。リンカーン・センター・ジャズ・オーケストラでも活躍した。これまでリーダー作を4枚リリースしており、
ブランフォード・マルサリス、ダイアナ・クラール等、参加作も多数。現在ジュリアード音楽院で教鞭をとっている。
※ ロドニー・グリーン(ds)は、フィラデルフィアで宣教師の父と歌手の母の間に生まれた。少年時代から教会でドラムスを演奏し、
10代では地元でクリスチャン・マクブライド、オリン・エヴァンスと共演。19歳の時、ベン・ウルフの推薦でダイアナ・クラール
バンドに参加。これまでグレッグ・オズビー、エリック・リード、ワイクリフ・ゴードン、テレル・スタッフォード、山中千尋など
のアルバムに名を連ねている。
1・WHISPER NOT・・・2・ALL THROUGH THE NIGHT(夜もすがら)・・・3・GOODBY・・・4・GABRIEL’S DANCE・・・5・IN YOUR
OWN SWEET WAY・・・6・A COMME AMOUR(秋のささやき)・・・7・KATE THE GREAT・・・8・URGENCY・・・9・IN WALKED
BUD・・・10・NEW ORLEANS・・・11・I GOT IT BAD(夢中なの)・・・12・BLIND SEVEN・・・
ADAM BIRNBAUM(p)
BEN WOLFE(b)
RODNEY GREEN(ds)
プロデュース:木全 信
2006年6月21、22日録音・・・