つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

百花繚乱のころ

2015-05-04 12:25:15 | ジャズ


  新緑の季節になると、心の中で知っている限りの緑の色名をあげてみる。

  
  萌黄色(もえぎいろ)、若苗色、若さ色、草色、柳葉色、こけ色、青竹色、若竹色、


  常盤緑、松葉色、裏葉色、ねこやなぎ色、とくさ色、千歳緑・・・


  みな、植物に関係のある色。。。


  先人たちの生活に、木の緑、草の緑がとけこんでいた証拠なんだと思う。


  光がさしこんで緑がはなやぐと、なつかしさに心がはずんでくる。



  明後日、5月6日は、はや 「立夏」ですね・・



  今日聴いたジャズ・・・



  土岐英史・・・「6/6(シックス・シックス)」



  本作は、日本を代表する、アルト・ソプラノサックス奏者の一人である土岐英史のリーダー作。


  前作、「THE ONE」とは、メンバーが、がらりと変わって(但し、ベテランの坂井紅介(b)はここでも参加している)


  キャリアを持つ、秋田慎治(p)他は、若手である、井上功一(ds)、市原ひかり(tp、flh)、鈴木央紹(ts)、


  という現在、活躍めざましい人材を起用した、3ホーン作品となっている。


  軽快な曲、スローテンポで穏やか曲など、さまざまな曲調を織り交ぜ、土岐英史はもとより、一人一人のプレイが光る。


  ドミニク・ファリナッチ、グラント・ステュワートなどの共演などでますます実力をつけている市原ひかり、、


  ウン・サンのアルバムなどでも活躍している鈴木央紹、大石学トリオでもよく共演している井上功一、、


  全11曲、中には、スタンダードの名曲 ” NEARNESS OF YOU ” ”I LOVE YOU、PORGY ”での土岐さんのサックス、


  そして、途中、ベース、ピアノソロが更に味わいを添えている。


  最初に聴いた 「THE GOOD LIFE」、「IN A SENTIMENTAL MOOD」から惚れこみ、長い年月を経て今もなお若々しく、


  良質の音色を放つ輝きのあるアルトは聴き手の心を捉えてはなさない。。。




1・LOMESOME LOVER・・・2・CITY・・・3・LADY TRAVELAR・・・4・BENIーJA SWING・・・5・WYETH・・・6・COOL JOE
7・IT COULD HAPPEN TO YOU・・・8・NEARNESS OF YOU・・・9・OLD FRIEND & DRY MARTINI
10・I LOVE YOU、PORGY・・・11・MAーTAーNE!・・・



    土岐英史(as、ss)
    井上功一(ds)
    坂井紅介(b)
    市原ひかり(tp、flh)
    秋田慎治(p)
    鈴木央紹(ts)


2011年10月5日リリース


    収録時間 72:32


  

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