今日聴いたジャズ・・・
MADS VINDING TRIO・・・「THE KINGDOM」
本作は、デンマーク出身の名ベーシスト、マッズ・ヴィンディングのリーダー作。
同じくデンマークのアレックス・リール(ds)、それにイタリアのピアニスト、エンリコ・ピエラヌンツィを従えたトリオ編成。
全11曲中、5曲(1、3、7、8、9)は、ピエラヌンツィのオリジナル、それにスタンダードで構成されている。
おそらく、本作は、マッズ・ヴィンディングの代表作だと思う。骨太のベースがピアノに絡んでいる。
また、ピエラヌンツィの代表曲でもあるかのように、華麗なピアノを全曲で披露している。
5曲もオリジナルを選曲しているので、よけいにそう思うのかもしれない。
スロー、ミディアム、アップテンポと様々に表情を変えながら聴き手を飽きさせないクオリティの高い演奏が聴ける。
1・ALBA PRIMA・・・2・LOVER・・・3・THE KINGDOM・・・4・いつか王子様が・・・5・MY FOOLISH HEART・・・6・SOMEWHERE
7・NEW LANDS・・・8・AUTUMN SONG・・・9・SEPTEMBER WALTZ・・・10・INTERLUDE NO、948・・・11・I REMEMBER
CLIFFORD
MADS VINDING(b)
ALEX RIEL(ds)
ENRICO PIERANUNZI(p)
1997年3月3、4日 コペンハーゲンにて録音
冬咲きチューリップ