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きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

六文銭と転ばぬ先の杖

2007年02月12日 | Weblog
小泉“再登板”「百パーセントない」 前首相秘書官・飯島勲氏(産経新聞) - goo ニュース

 この飯島前秘書官という御仁も、安っぽい代議士などとても敵わないインパクトがある。小泉前首相にしてみれば自ら「私の意図する後継者は安倍さんです」と引導を渡し、「死ぬようなことがあればこれで三途の川を渡れと『六文の銭』も持たせたのである。・・・・しかし、待てよ!、うっかりしていた『転ばぬ先の杖』を持たせることを忘れてしまった」というわけなんだろう。

 ・・・・で、転ばぬ先の杖とは安倍氏から小泉のイメージを取り去ってやることなのだ。そういう小泉的親心があふれる飯島氏の発言であると善意に捉えよう。安倍首相は自ら殻を破って美しい蝶に変身して『安倍の舞』を遺憾なく披露せよ!。安倍首相は前首相からのこのメッセージを真摯に受け止めるべきなのだ。

 どこぞの『越後のちりめん問屋の隠居モドキ』のようなチャチイ真似は致さぬとさ。

 中韓との関係改善(これについては、スパイ防止法でも先に制定しないとゼニゲバ国会議員たちが中国に易々と諜略されてしまうだろうから私などはあまり感心しません。仮に中国が1千億円も現ナマを準備してことに当たれば、日本の国会は中共の出先機関となってしまうであろう。・・・既にそうなっているのかもしれないが?)、教育基本法改正、防衛省昇格と今までの保守勢力が夢にまで見た懸案を粛々と現実のものとしているにも拘らず、不人気に喘いでいるのは気の毒である。

 これは、守旧派と左翼扇動マスコミの弊害にも依るのだが、国民の印象としては、「なんとなく弱々しく譲歩させられてばかりいる安倍首相」・・・・こう映ってしまっている。(婦人とお手て繋いでタラップを降りる安倍首相、仲睦ましくて結構なんだろうけれど、私らの世代から見れば些か女々しいのではという印象の方が強い)

 陣頭指揮にたって勇猛果敢に行動する首相という印象を国民にアピールすれば、それなりに人気も回復するのではないかと思う。日本人は水戸黄門的猿芝居が大好きだし、何度見ても飽きない。そして、その国民性を利用しない手はないのだ。