昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

祝成人!

2007年01月08日 | Weblog
非常任理任期切れ 影響力減退… 常任理再挑戦 道険し(西日本新聞) - goo ニュース

 今年は139万人が晴れて成人となるという。
 かしこみ かしこみ あなた方一人一人の前途が素晴らしくあれ!と祈念申しあげる。

 これより先、参政権を行使できるのだから、せめて選挙の折には投票という責務を果たす一人一人であって欲しいと願わずにはいられない。

 戦後60年経った現在、あなた方の先輩たちが残した成果というのは、この記事の通りである。

 戦争の焼け跡から世界第二位の経済大国になったのは評価してしかるべきだが、国の財政赤字は800兆円とも900兆円にもなるという。政治家の金科極上たる国連常任理事国入りなど雲に乗って更に雲を掴むくらい困難な事態となっている。国内の世相も理解に苦しむような不可解で残酷な殺人事件などが多発している。

 『命を大切に!』・・・とても簡単だから、皆が一様にこの御題目を口々に唱えのだが、減るどころか増える一方である。いい加減にやり方が間違っているのではないかと悟る時なんだろう。

 『平和!平和!』・・・このように叫んでいれば平和が向こうからやって来ると学校で教えても、決してそのようにはならない。・・・時には血を流してでも、平和を獲得するという強い意思があってこそ、その結果として平和があると再認識すべき時を迎えているのだと思う。

 真に常任理事国入りを望むなら。

 国家には領土があって領民が居て国家権力が無ければ国家として成り立ちようは無いであろう。そこにはさまざまな国民の義務や権利があるのだが、統治機構に目を移せば、内に向かっては犯罪を防止する警察機構、外に向かっては国権を侵犯されないための軍隊が無くてはならない。勿論対外的には外交力がとても重要であるが、日本の場合、先の大戦での敗北により、『究極の外交手段=交戦権』が連合国の悪意により封じられてしまっている。(どうなんだろう、今時の日本人が軍隊に寄せる思いとは『侵略の道具=悪』と取る向きの方が圧倒的に多いのだろうが、国際的常識から言えば、『必要不可欠な究極の外交手段』ということになる。軍隊を侵略の道具だと信じて止まないのは『日帝!日帝!』などと馬鹿馬鹿しい罵声を浴びせる中国ぐらいのものであり、彼らこそ一世紀遅れで所謂軍事侵略に暇がない)。

 現行の日本国憲法を、「日本人がGHQから喜んで頂いた」などと信じ込まされていた分には千年の悔いを残すことになる。

 その場の利害でしか動かない政治家(政治や)たちは、「日本は国際的に一人前の独立国家と認証されていないから、常任理事国にはとてもなれない」と恐ろしくていえないのだから、日本国は惨めなものである。

 因みに連合国=常任理事国五ヶ国は全て、制約されない軍隊と究極の兵器核を持っている。少なくとも常任理事国の必要条件とは交戦権と核兵器を保有することである。
 それも当然のことで国連とは一面では国際紛争を協力して武力で解決する機構でもあるのだから。(日本人は国連を国際連合と表現しているが、中国人は『五ヶ国同盟』と言って憚らない・・・彼らには国際的機構という観念は無く、日本とドイツはいまだに敵国の地位に貶められている現状も知らないとね)。