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きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

Cuando Caliente SHIZUOKA#45

2006年06月07日 | Weblog
村上代表「金もうけ、悪いことですか」 つきまとう酷評 (朝日新聞) - goo ニュース

 世に盗人の種も尽きまじ:

 この男に踊らされた善良なる投資家も多かったことだろう。しかし、この村上代表(今では元代表というべきである)の小物ぶりに『絶望』している向きも多かろう。これらの人材を輩出した冷蔵庫は東京大学という最高ブランドであるという事実に先ず気付くべきである。最近では元民主党議員で職責を追われた永田氏、ライブドアーの堀江氏(彼は東京大学中退)、それに真打はこの村上世彰(よしあき)氏である。どれもこれも東京大学もやし発芽部で大切に育成された日本国の人材であった。元々背骨の発育が特に遅れていると医師団に指摘されていた連中であるが、骨抜きの順序をべき順に並べれば、村上、永田、堀江ということになろう。
 
 永田氏は政界の人であったゆえ、コメントは差し控えるのであるが、この村上という小物に恫喝され、その仮面に踊らされた経済人は所詮踊らされた『ポンポコリン』であるが、彼の『ピーヒャラ』がそんなに上等なものとも思えない。騙す方も騙されるほうも、ママゴトに余念がなかった。

 いつものことではあるけれど、日本人の悪い性向というものが今回も頭をもたげている。それは何かというと「取引自体を規制しようという動きである」。
 先般の15年越しの経済不況の原因がどこにあったかといえば、土地バブルを押さえると称して、ヒステリー女の如くサディスティックに土地税制や土地取引を規制しすぎた因果応報の法則に起因するものであったことを思い出すべきである。巷ではそれを『官製不況』と評していたことを忘れてはなるまい。

 やはり日本人の欠点が今回も色濃く出てしまうとは民族的悲劇である。聞き心地のよい「お上の規制」これほど、馬鹿馬鹿しい証券市場に対する仕打ちというものはない。立法府がやるべきことは規制の強化ではない。そんなことをすれば、日本から瞬く間に健全な投資資金さえも出て行ってしまう。ここは、このような犯罪紛いの行為を行った者(摘発されて初めて世間は知るのであるが)に対して、厳罰を科し、市場の自由性については、原則「自由」という立場を貫くことだと思うのは私だけであろうか?。
 
 今回の一連の証券不祥事で国民が学ぶべきことは、東大のエリートには自分の尻の始末もできないということである。この者達にとって、命の保障のある場所は、所謂『刑務所』である、世の中、3~4万円のコンビ二ストアーの売上金で命を落とす時代である。彼らの希望は、命の保障と引き換えにできるだけ長い『服役』を希望することであろう。

 それでは、小悪党のケチな所業を静岡新聞から拾っておこう。

 村上容疑者 保有株現金化狙う ニッポン放送株共同取得提案時売り抜け画策

 ニッポン放送株をめぐるインサイダー取引事件で、「村上ファンド」の村上世彰容疑者(46)が、ライブドア側に同放送株の共同買付を持ちかけてた2004年9月には、同放送株の大量保有が長期化し、早期に現金化して利益を確定させる必要性に迫られていたことが7日、関係者の話で分った。
 東京地検特捜部は、村上容疑者が当初からライブドアの買占め発表後に保有株を高値で売り抜ける狙いで共同取得を持ちかけたとみて、実体解明を進めている。
 関係者によると、村上ファンドは2003年に本格的なニッポン放送株の買い付けを始め、筆頭株主となった。同年にはフジテレビとの共同持ち株会社設立を提案、保有株を買い取らせようと画策したが失敗。04年6月の同放送株主総会では、自身の社外取締役就任による経営参画を狙ったが、これも退けられた。
 投資額が多額で、早期に利益を確定させる必要があったが、市場で大量の株を売却することは値崩れを起こす恐れがあり困難。ライブドアに同放送株の共同買い付けを提案した同年9月ごろは、保有が長引く中、売却先を探していた時期だったとされる。
 村上容疑者は同月15日、「ニッポン放送の経営権が取れる。一緒にやろう」などとライブドア側に持ちかけ、共同での買い付けを提案した。ライブドア側はこれに応じ、昨年2月8日大量買占めを発表。村上容疑者は保有株の一部をライブドアに売ったが、残る株の大半は発表直後の株価急騰時に共同買付の約束に反して市場で売却。
 前取締役宮内亮治被告らライブドア側は、こうした村上容疑者の「裏切り」への不信感から、特捜部の事情聴取に、一連の経緯を詳しく証言。これがインサイダー取引摘発の発端となったとされる。

 投資家よ利口になれ!。「株式投資」などと言う甘い誘いに乗っていけない。そこは博打の場であると心すべきである。この犯罪人ども(まだ刑は確定していないが)のいう投資の世界とは『数学でいう実数の世界ではない』即ち、『虚数の世界』と心得るべし。
 貴方方は、現金という実数を持ってその世界に入り込み『時価総額』という夢を見させてもらうことになる。しかしそれは、実体があると思えばあるないと思えばない世界である。すべては博打場の『大勢感』に懸かっている『虚数=虚構』の世界である。この世界で成功するには『大勢感が実数』であるうちに人より一歩早く降りて現金という実数を手にする才覚があるかないかが問題なのだ。