富山きのこクラブ

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サガリハリタケ<br />[Mycoacia copelandii (Pat.) Aoshima et Furukawa]

2007年05月25日 | きのこ

Dscn1622_1 伊藤さんへ
植物園の橋屋です。
伊藤さんが書かれているHPの中のサガリハリタケの写真ですが、ひょっとしたら別種かもしれません。といいますのは、ふつうサガリハリタケは発生はじめに木の幹に丸い白~灰色のべたっとした菌糸層が発達し、この中央から白~灰色の針状をした子実層が突き出します。
伊藤さんが撮られた写真には針の根元に広がる菌糸層が目立ちません。
ただ、サガリハリタケが良く見つかるのは夏から秋ですから、昨年秋に菌糸層いっぱいに発生し、それが冬を越したものかもしれません。(「北陸のきのこ図鑑」にはこんな感じの個体が描かれています。)
私以外にコメントを寄せた方がおられましたら、また考えてみてください。

富山県中央植物園      橋屋 誠


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