橋屋様、伊藤様
富山きのこクラブの皆様へ
さっそく胞子紋の採取を橋屋様の指示通り実施し、胞子紋を採ることができました。
「もしこのきのこがハルシメジの仲間であれば、胞子紋はピンク色(肉色)になるでしょうし、フミヅキタケの仲間なら汚褐色になるものと思います。もしどちらでもなくて、白色であれば、キシメジ科のツブエノシメジの仲間当りが有力な候補になってきます。」
胞子紋の色は焦げ茶色(汚褐色)です。(添付写真では全くの素人が写した写真ですので分かりにくいかも知れません、3番目は虫めがねで拡大したもの)
このきのこは、伊藤様が推定されたツバナシフミヅキタケで間違いないと思いますが。
橋屋様、伊藤様ありがとうございました。
_/_/_/_/_/ 小沢 知彦 _/_/_/_/_/
かさが淡ベージュ色を帯び、粘性がほとんどないようにみえる(枯れ葉などの付着がない)こと・ひだが褐色系の色調を持つこと・柄が微細なざらつきをこうむることなどに加え、発生環境が「木材チップの上」ということですので、おそらくはツバナシフミヅキタケではないかと考えます.
多くの図鑑では、柄がもっと太く、かさもまんじゅう形~半球形のものが図示されているようです. 橋屋さんのおっしゃる通り、胞子紋を作らせてみると、さらにはっきりすると思います.
和名は「文月茸」ですが、関東地方でも4月~6月ごろの春季に発生する代表的なきのこです.都内の公園では、近頃はチップを散布するのが一般的になってきたためか、本種やサケツバタケ・キンカクイチメガサ・ハタケチャダイゴケなどがよく見かけられるようになりました.
_/_/_/_/_/ イグチ 潔 _/_/_/_/_/
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