今日も学年末試験対策を行っています。ほとんどの中学校で学年末試験が終わり、残りはあと数校に通う生徒のみとなりました。いち早く試験が終わった生徒たちがいる一方、まだ試験が残っている生徒たちは今日も真剣に勉強に取り組んでいます。
生徒たちが来るたびに「こんにちは。試験はどうだった?」と私は尋ねています。ある生徒には、今回数学100点に挑戦するように話していました。「約束を守って100点取れた感触はある?」と声をかけると、「細かなミスさえなければ100点…かもしれません!」と答えてきました。今のところミスは見つかっていないようですし、期待が持てます。他にも今回の数学には自信がないと言っていた生徒も、聞いてみるとなかなかできている感触があるそうです。
私としては、試験前に毎日塾に来て頑張っている生徒たちの姿を見ていますから、「頑張って良かった!」と思える結果を持ち帰ってきてくれることを願っています。
生徒たちにはよく話すのですが、私が中学2年生の時に2学期中間試験の数学で珍しくミスが無く100点を取りました。その時の数学の先生が全体に向けて言った一言が「私は数学で100点を取る生徒を信用しませんから。」でした。予想もしていなかったあまりにもひどい言葉に驚きました。自分が教えた生徒が100点を取ったことに喜べない先生っているんだな、とは少なくとも思いました。…私だったら、点数が取れていない生徒も当然いるでしょうから、周囲には遠慮しながら「よく頑張った!これまでのようなミスも無かったし、この調子で頑張るだぞ。」と言っている場面です。
いずれにしても、月曜日で中学校の試験がすべて終わります。1月2日から一日も休まず塾に出てきていますので、ここで少しだけ一息つきたいところです。が、3月1日には都立高校の一般入試合格発表がありますし、まだまだ気は抜けません。