都立高校の一般入試においては、出願倍率(願書を出した数÷募集人数)等によって志願変更をすることができます。倍率を見て、いったん出した願書を取り下げ、ほかの学校に願書を出し直すことができるのです。その取り下げが明後日の2月10日、願書の再提出が2月14日となっています。
一度取り下げると同じ高校に再度出願することができないため、受験生たちは慎重に判断しなければなりません。そのための重要な資料となる出願倍率が、本日2月8日なっても発表されないため、生徒たちとの相談ができず、困っています。
WEB出願、郵送出願が始まったために以前よりも倍率の発表まで時間がかかっているのかもしれません。
都立高校入試の場合、定員以上はあまり合格者を出しません。倍率が1.5~1.6倍くらいなら通常の実力で可能性がありますが、1.8倍とか2倍などの高倍率になると慎重に検討しなければならなくなります。ですから、受験生とそのご家族、そして私も非常にヤキモキしています。