Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

アガサ・クリスティー

2010-03-24 21:50:00 | いろいろ
最近、(テスト勉強中に・・)見つけた「アガサ・クリスティー」の本。

このお話は、殺人事件が出て来ない、
クリスティー生存中にはメアリ・ウェストマコットというペンネームで書かれた
6冊のうちの1冊だそうです。

クリスティーというと、(私の勝手な思い込みですが)
イギリスの田舎が舞台でヴィクトリア調の世界に生きてる
上中流階級の人々の世界を思い出しますが、
この「娘は娘」は、50年代に書かれた当時の現代小説で
ちょっとクリスティーのイメージじゃありません。
が、
おもしろいですexclamation2symbol1

おとなの女性の感情がテーマになっていて
推理小説とはまったく違う作品だけど
ちょっと読んだら、途中でやめられなくて
最後まで読んでしまう!という
テスト勉強中には手をつけてはいけない本ですase2

訳がまた良くて、
英語の原文が想像できない自然な日本語でお話が進みます。

以前に読んだ、6冊の中のもう1冊「春にして君を離れ」も
やはり女性の心理が興味深いお話でした。

アガサという女性がどんな目で1980年から1976年まで世界を見ていたのか
彼女自身を知ってみたくなりました。



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3 コメント

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しましまさ~ん! (YK)
2010-03-25 12:43:22
偶然にも私も今アガサ・クリスティを読んでいます!アガサ・クリスティかなり好きでほとんど読んでいます。新作が出ないことが本当に残念でならないです。最近、新訳?なのか装丁が新しくなった版も出ていますよね。私はもっぱらブックオフの¥100コーナーでゲットしますが。
古きよきイギリスの生活が垣間見れるのが良いですよね。
今、読んでいるのはミス・マープルの「復讐の
女神」です。

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YKさん?!すごい偶然ですね~~~?! (sofiaandfreya)
2010-03-25 16:44:43
「復讐の女神」はまだ読んでいません。ミス・マープルはテレビドラマで見たことがあり、そのイギリスの庭をしょった姿のイメージがやきついています。ところでクリスティ作品の中で、女流ミステリ作家のオリヴァ夫人というキャラが出て来るのを読んだことはありますか?後期の作品らしく、クリスティの分身キャラらしいです。興味ありありです。それから、ハヤカワ文庫の「マン島の黄金」を今図書館から借りているのですが、これがクリスティ没後25年後に埋もれていた幻の作品を集めた最新作らしいです。と言っても初版は1997年だそう。
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Unknown (しましま)
2010-03-26 16:56:29
えっ!映画があるんですね。若い時に謎の失踪事件とかあったらしいし、ぜひ見たいです。120周年でほかにもイベントあったら楽しみですね!
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