Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ルーク・トレッダウェイ

2020-09-07 19:20:00 | その他の映画・ドラマ・舞台
猫のボブについて何度かupしていますが、もともとボブの映画を見たきっかけは主演のルーク・トレッダウェイでした。


この後ろ姿はお父さん役のアンソニー・ヘッドですよ

今ではすっかりボブ単体のファンでもありますが、ルークのファンになった時の方が早いのです。

しかも最初に見たのは「ナショナル・シアター・ライブ/夜中に犬に起こった奇妙な事件」、この時は犬とセットですね。



この時は16歳の自閉症の役ということで、顔の表情も動きもほぼ子供ー16歳にしても幼いという難しい役で、オリビエ賞ベストアクター賞を受賞しました。なんとノミネートされていた「The Judas Kiss」のルパート・エヴィレット、「マクベス」のジェイムズ・マカボイ、「十二夜」のマーク・ライアンスを抑えての受賞です!


ハドソンさんことユーナ・スタッブスも共演!

イノセントにもほどがある天才数学少年の次に見たのがいきなり王様、しかも「嘆きの王冠」シリーズの「リチャードIII世」と戦って勝つとはいえ最後の最後にちょこっとだけ出てくるヘンリー7世。



この姿を見て、自閉症のクリストファー少年は実は美形なのでは?!と気付いた情けない私です。

・・・だってクリストファー少年はいつも視線が空中に浮いてる、尋常ではない表情だったじゃないですか。とはいえ、それでルーク・トレッダウェイについて調べたら「アタック・ザ・ブロック」見てたのにやっぱり覚えてなかったんですね。



自称イケメンセンサーの私としたことが不覚で立つ瀬がありません。まあこの時はのちに女性で初のドクターとなるジョディ・ワティカーも出てたのに覚えてませんでしたから、もはやイケメンセンサーどころかただの節穴です。



BBCクリスティーシリーズの「無実はさいなむ」でも必要以上に怪しいオーラを発揮して、尋常じゃない役が得意なのかなーと、ひとりスクリーンに向かって感動していたのですが、



「ボブ」でもジェイムズはヘロイン中毒患者(更生中)ですので、尋常じゃない役はもはや彼の当たり役とも言えそうです。

「エセルとアーネスト」では作者のレイモンドの若い頃の声のみの役でしたので、かなりまっとうな青年に聞こえました。というよりあの作品ではママのエセルがぶっ飛んだ天然ちゃんでしたのでエキセントリックな部分は主役だけで十分だったのでしょうね。



ところでルークは同じ役者の双子の弟がいて映画デビューで共演しています。ミュージシャンの役はルーク多いです。実際兄弟でバンドを組んでいたのでギターが弾けるのも強みなのかも。いやでもやはりイケメンなのにどこか怪しげな影があるからでしょうけど。



弟ハリー・トレッダウェイはNetflixドラマ「ザ・クラウン」シリーズ3で、ヘレナ・ボナム・カーター演じるマーガレット王女の愛人役に出ています。ヘナヘナした優男ロディ役の人かわいいと思ったらクレジット見てトレッダウェイだったので初めて気づいたんですが、一卵性双生児で顔はよく似てるのにハリーには「影」の部分がないんですよ。



運良く「ボブ」の続編はコロナ直前に撮影が終わってるので、ルークの次作映画は「ボブからの贈り物」。自分の役で出演しているボブの遺作にもなります。

そしてイギリスではなんと!今月13日(日)から新ドラマがスタートします!ITVの9時(日本時間9/14朝6時)枠「The Singapore Grip」同名小説が原作で第二次大戦下のシンガポールが舞台。イギリスの植民地時代のシンガポールに日本軍が侵略して来ると・・・複雑な気持ちですが歴史を知るきっかけになりそう。


・・・普通の人っぽいです

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