定期便のお絵描き記録:
9月に絵を描き出して2ヶ月、線を引くことには慣れてきて色塗りは試行錯誤中と言ったところです。当初から画力の限界は感じていたため逃げ道として「上手い絵」が無理なら「魅力のある絵」はどうしたら描けるのかと考えていたのですが、2ヶ月経っても答えは同じ『自分がキュンとする絵』を描く、でした。
自分が惹かれる絵のタイプを挙げると①ヴィクトリア時代あたりのイラスト②エリザベス女王様とパディントンの並んだ後ろ姿を描いたアーティストさんの水彩画(あの絵はヒュー・ボネヴィルさんも買ったらしい)またはもっと単純な線で出来てる抜け感いっぱいだけどかわいいイラスト③1970年代の少女マンガ
ということで共通項は今更ながら「かわいい」であったと再発見、とにかくかわいい絵を描くぞ!と心に決めました。
上と下は「ウォータープルーフ」という曲がモチーフ。上は縦長なのでスマホの待ち受け画面にしています。かわいい絵とは具体的に言うと「スマホの待ち受けに入れたくなる絵」でもあると気づきました。好みは人それぞれですが、少なくとも自分がまず思わないとね。下はライブでの雨のプロジェクションがとてもかっこよくてそれを表現したかったので、あまりかわいくはなりませんでした。モチーフって大事と気づく。
トッド・ラングレンとコラボした今年の新曲「Your Fandango」のvideoがとてもかわいいのでそれを少女マンガにしたら・・・と描いてみました。
こちらは90年代の雑誌に掲載されたモノクロ写真をモチーフにして色を想像。かしこまった(ブリっ子?)スパークス。ロック界では珍しいGood demure boys。
ブリっ子は絵にするのが比較的得意とわかり、ずっと苦手意識を持っていた80年代の変なヘアスタイルのラッセルでしかもボクシングの衣装でどうにか「かわいい」を出すぞ!と挑戦したのがこちら。
胸毛と乳首まで描いても少女マンガにするのだ!と意気込んだら目がいつもよりキラキラになってしまいました。ちょっと変な少女マンガになっちゃったな。「かわいい」の探求は続く。。。