Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

アンジェリーナのモンブラン

2020-09-01 17:53:00 | たべもの
私は栗が好きです。
必然的にモンブランも好きです。

今日9月になって劇的に気温が下がり食欲は反比例してアップという日に、

「モンブランといえば」の枕詞のつく「アンジェリーナ」のポップアップショップに出会いました。エキュート上野にて8/31~9/13。

実は期間限定というのは買ってから駅のポスターで知り、脳内「ガッツポーズ」!


ショッピング袋は初めて見ました。無料でした(というかお値段に含まれているものですね、かつてはどのお店でも)。

モンブランをメインに5種類くらい並んだ中、唯一大きいサイズの「オリジナル」にしました。他のはデミサイズで、味がオリジナルと同じでサイズのみ違うものや、和栗など。



前に1度食べたことはあるんですが味の記憶がないので、「はじめまして」の感動がまた!

まわりのマロンペーストは思ったより固めで濃厚なので大満足、中のクリームはカスタードと生クリームの中間のようなお味、土台のメレンゲはサクサクでした。



大きくたってペロリと思っていたら、夏の疲れが身体に溜まっていたせいか1/4くらいを残してお腹がいっぱいになりました。賞味期限は本日中だけど、明日また残りを食べてみます。

パリ本店の「アンジェリーナ」が日本に初めて来たのは、今は亡き「プランタン銀座」がオープンした時でした。私はそれで「サロン・ド・テ」なるものを初めて聞きました。そう、名前は「サロン・ド・テ・アンジェリーナ」だったのです。



その昔、アパレル販売をしていた時に、私はプランタン銀座で働いたことがあります。日本の老舗「三越」や「高島屋」のような高級感はないけれど、当時「パリの百貨店」という魅力がありました。店内アナウンスは(誰も聞いてないでしょうに)フランス語が流れていて、そしてパリのマダム御用達の「サロンドテ」があるデパートで、「休憩」や「トイレ」を表すスタッフ隠語もフランス語でした。

数年後にプレス職でパリ出張に行くようになって、パリでは「ギャルリ・ラ・ファイエット」や「ボン・マルシェ」の方が格が上ぽいと気付くようになりましたが、商標権が終了して2016年に「マロニエゲート」と名前が変わるまで、東京のパリでした。



上の写真は私の記憶の「サロン・ド・テ・アンジェリーナ」で、有楽町を見下ろす窓際のイメージ。販売をしていた時は若くて値段の敷居が高くて入れず、数年後にプレスの先輩がパリ留学から帰国した時、その先輩とブランドのデザイナーと会うのに行ったのが初めてでした。(そして最後)パリ帰りの先輩とサロンドテ・・・フランスからの強風が吹いてました(笑)。

しかし、今、そもそもパリのアンジェリーナってどんなところ?とふと思い調べたら、



!!!!!!!!!!!!



ワ〜〜〜〜?!豪華!!
生まれて初めてパリに行った時の感動が再び。

しかも生まれて初めてのパリは、生まれて初めてのロンドンから行ったんですね、ですので日本と比べてじゃなくて、ロンドンに比べてその華やかさに浮かれたことを思い出しました。

上野で買ったモンブラン1個で、走馬灯のように思い出がよみがえって・・・私もう直ぐ虹の橋を渡るんですか?まだ嫌です!!!