高校2年の娘が、学校で開催する国際イベントにスタッフとして2週間参加してきました。
イベントとは、世界25か国の高校生が集まり、ひとつのテーマについての研究発表がメインで、あとは各国が自分のお国らしいパフォーマンスをしたり、持ち寄った各国のお菓子を食べ比べやダンスパーティーなどのお楽しみもついています。
最初と最後の5日間ずつは千葉にある学校の宿泊施設に各ルーム数人ずつ国籍の違うメンバーで泊まり、まん中の5日間は海外生徒は一人ずつ日本の学校の生徒宅にホームスティをして、そのうち2日間は学園祭が含まれていて学校にも通います。
娘は昨日任務を終えて帰ってきて、写真や動画を見せてもらい、話を聞きました。
実は娘にとってこのイベントは2回目で、去年は日本代表のひとりとしてオーストラリアへ行きました。発表やパフォーマンスの準備のため夏休みから随分時間をかけていました。
今年はスタッフとしての参加なので、裏方として代表生徒達がスムーズに発表やお楽しみをできるよう働いたのですが、彼女の感想で一番強烈だったのは、全部で35人いた現地スタッフ(つまり日本の高校生)が、海外高校生と交流しないで日本人同士で固まっているということでした。
娘の学校はインターナショナルスクールではないのですが、外国語コースがメインで在学中にほとんどの子が短期留学をします。そういう学校なのでこの国際イベントを1年おきに日本と海外提携校にてやっているんですね。そのスタッフになるにも応募して選ばれなければならず、娘の場合は去年の海外体験を期待されての活用かと思います。
娘は去年オーストラリアでスタッフをやり今年は代表として参加してきた子と再会できたり、去年仲良くなったカナダの子からの手紙をその学校の今年の代表者から渡してもらって大感激していました。そして去年オーストラリアのスタッフに盛り上げてもらったように、今年は自分が頑張ったはず。
しかし日本的おもてなしは裏方の仕事をしたら十分と思ってた高校生が多かったのか、同じ場所に寝泊りしていれば夜の自由時間には必然的にみんなでゲームをしたり、早朝に散歩に行ったりとなるのに、スタッフの生徒はそこに入っていかなかったと。
オーストラリアだけでなく、イギリス、アメリカ、カナダ、フィリピン、南アフリカなど、ネイティブや公用語の国から来た子達が英語が上手なのは当然ですが、フィンランド、イタリア、ドイツ、フランス、韓国、インド、マレーシア、マカオ、ベトナム、タイ、中国などありとあらゆる国から代表としてくるのはやはり英語が上手でたぶん成績もかなり上位の子達と思われます。
ということはかなり英語を頑張らないとついていけない。いや実力に差があれば頑張ってもついていけない。
とは言え、国際的な力をつけたくてこの学校を選び、その学校のハイライト的な場のスタッフとして選ばれたらその輪に入っていかない?
今はネット時代、音楽とか趣味とかティーンの共通言語があるじゃないですか。まあ別にそんな大げさじゃなくても、一緒に混じってゲームすれば多少英語ができなくても盛り上がると思うんだけどなあ!
と、娘も思ったかは知らないけれど、とにかくその子達のことは横目に彼女は一人でヨーロッパ系のグループに入って遊んだそうです。
それを聞いて「えらいぞ我が娘!」勉強はできないし遊んでばかりだけれど、自分の意思で参加したことはやりぬくし、その他大勢に惑わされないと誇りに思うと同時に、
ええなあ!!
と羨ましく思いました。思えば私は高校受験だって、県立高校よりもレベルの高い私立高校にも受かったのですが、母親の「私立は高いから」の一言で当然のように県立へ行きました。
私の娘は一緒に海外大学へ推薦入学の道もある都立高校にも見学に行きましたが、結局「行きたい学校はここ以外にない」と今の学校を言ってきたのです。しかも理由は「ユルいから」なんですよね〜
そして私の場合は大学生の時に初めてイギリスへ行ってホームステイをし、同じ家に住んでたイギリス人の大学生に大学のパーティーに連れて行ってもらって、夢のような映画のような体験をしたのです。その時でも私の英語力は自己紹介がやっとだったというのに。。。
それが娘と来たら若干15歳の時にその先へもう行ってた。私も高校生の時に盛り上がりたかったけど、日本の地方都市では無理だったし、時代も環境も違うし。だけど今でも日本の高校はなんか違いますね。なんで日本人同士で固まってしまう人間を21世紀になっても作り続けるのかな。でもアジアの他の国々の子たちの様子は娘から聞いてないので日本だけじゃないのかもしれませんが。
私の親としての役割は「ひとりで生きていけるよう育てる」なので、勉強はできないし、努力にも手を出さない子なんだけど、自分の意思を通すというエイリアン的な強さでこの先も我が道を行ってくれればそれで役割を終えられそうです。。。。
イベントとは、世界25か国の高校生が集まり、ひとつのテーマについての研究発表がメインで、あとは各国が自分のお国らしいパフォーマンスをしたり、持ち寄った各国のお菓子を食べ比べやダンスパーティーなどのお楽しみもついています。
最初と最後の5日間ずつは千葉にある学校の宿泊施設に各ルーム数人ずつ国籍の違うメンバーで泊まり、まん中の5日間は海外生徒は一人ずつ日本の学校の生徒宅にホームスティをして、そのうち2日間は学園祭が含まれていて学校にも通います。
娘は昨日任務を終えて帰ってきて、写真や動画を見せてもらい、話を聞きました。
実は娘にとってこのイベントは2回目で、去年は日本代表のひとりとしてオーストラリアへ行きました。発表やパフォーマンスの準備のため夏休みから随分時間をかけていました。
今年はスタッフとしての参加なので、裏方として代表生徒達がスムーズに発表やお楽しみをできるよう働いたのですが、彼女の感想で一番強烈だったのは、全部で35人いた現地スタッフ(つまり日本の高校生)が、海外高校生と交流しないで日本人同士で固まっているということでした。
娘の学校はインターナショナルスクールではないのですが、外国語コースがメインで在学中にほとんどの子が短期留学をします。そういう学校なのでこの国際イベントを1年おきに日本と海外提携校にてやっているんですね。そのスタッフになるにも応募して選ばれなければならず、娘の場合は去年の海外体験を期待されての活用かと思います。
娘は去年オーストラリアでスタッフをやり今年は代表として参加してきた子と再会できたり、去年仲良くなったカナダの子からの手紙をその学校の今年の代表者から渡してもらって大感激していました。そして去年オーストラリアのスタッフに盛り上げてもらったように、今年は自分が頑張ったはず。
しかし日本的おもてなしは裏方の仕事をしたら十分と思ってた高校生が多かったのか、同じ場所に寝泊りしていれば夜の自由時間には必然的にみんなでゲームをしたり、早朝に散歩に行ったりとなるのに、スタッフの生徒はそこに入っていかなかったと。
オーストラリアだけでなく、イギリス、アメリカ、カナダ、フィリピン、南アフリカなど、ネイティブや公用語の国から来た子達が英語が上手なのは当然ですが、フィンランド、イタリア、ドイツ、フランス、韓国、インド、マレーシア、マカオ、ベトナム、タイ、中国などありとあらゆる国から代表としてくるのはやはり英語が上手でたぶん成績もかなり上位の子達と思われます。
ということはかなり英語を頑張らないとついていけない。いや実力に差があれば頑張ってもついていけない。
とは言え、国際的な力をつけたくてこの学校を選び、その学校のハイライト的な場のスタッフとして選ばれたらその輪に入っていかない?
今はネット時代、音楽とか趣味とかティーンの共通言語があるじゃないですか。まあ別にそんな大げさじゃなくても、一緒に混じってゲームすれば多少英語ができなくても盛り上がると思うんだけどなあ!
と、娘も思ったかは知らないけれど、とにかくその子達のことは横目に彼女は一人でヨーロッパ系のグループに入って遊んだそうです。
それを聞いて「えらいぞ我が娘!」勉強はできないし遊んでばかりだけれど、自分の意思で参加したことはやりぬくし、その他大勢に惑わされないと誇りに思うと同時に、
ええなあ!!
と羨ましく思いました。思えば私は高校受験だって、県立高校よりもレベルの高い私立高校にも受かったのですが、母親の「私立は高いから」の一言で当然のように県立へ行きました。
私の娘は一緒に海外大学へ推薦入学の道もある都立高校にも見学に行きましたが、結局「行きたい学校はここ以外にない」と今の学校を言ってきたのです。しかも理由は「ユルいから」なんですよね〜
そして私の場合は大学生の時に初めてイギリスへ行ってホームステイをし、同じ家に住んでたイギリス人の大学生に大学のパーティーに連れて行ってもらって、夢のような映画のような体験をしたのです。その時でも私の英語力は自己紹介がやっとだったというのに。。。
それが娘と来たら若干15歳の時にその先へもう行ってた。私も高校生の時に盛り上がりたかったけど、日本の地方都市では無理だったし、時代も環境も違うし。だけど今でも日本の高校はなんか違いますね。なんで日本人同士で固まってしまう人間を21世紀になっても作り続けるのかな。でもアジアの他の国々の子たちの様子は娘から聞いてないので日本だけじゃないのかもしれませんが。
私の親としての役割は「ひとりで生きていけるよう育てる」なので、勉強はできないし、努力にも手を出さない子なんだけど、自分の意思を通すというエイリアン的な強さでこの先も我が道を行ってくれればそれで役割を終えられそうです。。。。