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Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

Poldark 0209

2016-11-06 00:20:00 | POLDARK


いよいよシリーズ2も盛り上がってきました!よかった!

だってそもそもS2ではデメルザがずっとおとなしくて、勝手をやる亭主に耐える女・・・って感じが不満でした。それも一挙挽回、前のエピ最後の強力パンチの後も世界中からの「もっとやれ!」コールが聞こえたと見え、ロスの行いを許すどころかベッドルームから追い出し、「あなたを見損なった」と表明し、夫留守中に奥様は一人でパーティーにお出かけに?!

・・・しかしロスの友人の軍人、ジョージの秘書?とにかく仲間のタンカード、パーティー主催者のおっさんにモテモテになるも、土壇場で良からぬ企みを後悔して逃げ出すデメルザ。あ~よかった。これでデメルザが仕返しに同じことをしたら、もう「ポルダーク」じゃない泥沼でしたよねー。ロスは初恋がついに成就、って意味がありましたけど、デメルザの場合はやけっぱちであんなどうでもいい男達にモテ期がきてもロスが1番上等なんだからやめた方がそりゃいいでしょ~?すっごい金持ちの美男子となら兎も角。



そのころロスが出かけて会っていたのは、出所してきた友人。彼のビジネスが戦争好景気で大成功し、ロスに借金を返せるどころかロスの利益にもなるという明るい話でした。しかしその話もパーティーから裸足で浜辺をトボトボ泣きながら帰ってきたデメルザの耳には届かない。

そりゃそうでしょう・・・けどもロスもちょっと可愛そうになってきました。いやいや、でも謝って許されることでもないし・・・やきもき。



やきもきしてたのは、なんとエリザベスもでした。そうか~彼女にしてみれば、恋人だったロスが死んだと思って悲しみのうちにフランシスと結婚、そのフランシスが死んで借金と親の介護を背負っていた時にジョージと婚約。そしたらいきなりの夜這いですものね。彼女はとうとうロスが自分を救いに来てくれるのかと窓から外を覗き続きていたのですね。

しかし、彼女は世渡り上手なようでいて、いつも何かを掴んでいるものだから、本当に欲しいものに出す手がふさがっているのですよねー

ついにジョージとエリザベスは結婚し、フランシスの家にはおばちゃんとエリザベスの息子が残されました。あれ?子供は連れて行かないのですね?

と思ったら、新婚旅行から帰ったジョージは新居にフランシスの家を選ぶのです!息子は喜んでるけど、おばちゃんの顔には「この家の敷居をワールガンに跨がせるとは・・・!!!」と書いてありますよ大文字で。

そして門からロスが見ているのを知りつつジョージと家に入っていくエリザベス。彼女にしてみたら「あの夜はなんだったのよ!私を苦しめるだけ苦しめて!」ってな思いだったでしょうが、まあ、あなたは金のある男に簡単になびくのがいけないのよ。



ロスの鉱山も復活し、ついに錫が見つかりましたが、その知らせを聞いてもまだロスを許せないデメルザ。それはそうです、ロスがエリザベスの背中を見ているうちは・・・彼にしてみれば天敵ジョージに取られたことがさらに重大なんですが、それをデメルザに理解して欲しいならば、あの夜エリザベスの所に行かなければよかったのに。



余談ですが、デメルザ役のエレノア・トムリンソンってやっぱりファニー・フェイスで可愛い。実は彼女、欧米美人にしては丸顔で目が離れてて、でも色白でまつ毛が長~いんですよね。今回のパーティードレスでは、顔と胸の付けぼくろも可愛かったけど、髪型がただまん丸に盛っただけみたいで、あれは自分でまとめたから凝った髪型にはできなかったという前提かしら?
・・・とにかく彼女の顔はユニークで誰かを思い出すなあと思ったらピンクレディのKeiちゃん。頬骨かなあ。




最終回が楽しみだなっと!





Poldark 0207~08

2016-10-25 19:51:00 | POLDARK


台湾に行っていて07の感想を書きそびれていたので、今回08の前にざざっと行きます。

07で何よりも辛かったのは・・・

あの天使のような二人、ドゥワイトとカロラインがおじさんの反対から駆け落ちを企てるも、決行の夜ドゥワイトのその天使の行動が原因となり約束の場所に行けなくなってしまったのです・・・・涙涙!

カロラインはその前にデメルザを訪ねた時に「男性というものは気が変わりやすいものじゃない?」と不安を口にしていたので、ドゥワイトが意に反して来れなかったとは想像せず、お別れの手紙を彼に残してロンドンに帰ってしまいます。

最初はわがままお嬢さんとばかり思ってたカロライン、ロスの事業を匿名で支援したり、何よりも都会の美女なのに誠実で頭がいいという、天が2物も3物も与えた女性なので、ぜひともこの二人には結ばれて欲しいのになあ~!

一方、ロスは銅を掘り当てる情熱を失っていてデメルザの心配も聞かず密輸に参加してしまい、密告にて軍に情報が漏れ、それに気づいたドゥワイトが助けようとしたことが原因でカロラインにも会えなくなってしまったのでした。

何気にロスいい友達に甘える結果になってる・・・友達の恋人に経済的にも助けられているのも知らずに。


<このあたりから08に>


ロスはまたまた裁判に出頭することに。ドゥワイトも。

あ~こう言う懲りない男、奥さんにとっては辛いですヨゥ。違法なことに手を出すとはヤクザな道へまっしぐら。しかも友の結婚まで結果的に妨害したし。

ドゥワイトの方は夜中の不審な行動で罰金又は懲役という判決に。くううう。彼は天使だからロスのせいだとは言わないし、罰金だって自分で払うと言い張る。天使の行動を見るのは落ち着かないものですね。

ロスの方は使用人とのうまい計らいで辛くも無罪放免。ほっとしたデメルザが街でエリザベスの馬車に会うと、そこにジョージもいて「またしても運に恵まれたご主人でいらっしゃるな」と皮肉を言いながら馬車に乗り込んでしまいましたよ・・・あれ?ジョージってエリザベスの息子の名付け親だったみたい・・・フランシスと仲いい時期があったからね。

家で一息つくロスは、デメルザにエリザベスへの金銭援助の告白をします。彼はフランシスが銅山の負債を残して死んだ責任感を一人背負っているつもりで、デメルザが街でエリザベスとジョージを見たことを告げても(エリザベスの心配をしているのはあなただけじゃないのよ、という意味でね)ロスは「エリザベスが受け入れるわけがない」とキッパリ。

ロスがエリザベスと自分とのつながり(元恋人)に疑いもない発言ですよね~この時のデメルザの返事が「Yes,Ross(はいはい)」と短く終わってたのが印象的。この時会話で優位に立っていたのは実はデメルザだったという意味ですね。

ロスの銅堀からは何故かTinがザクザクと出てきました。Tinとはスズ、ブリキという訳があるのですが、鉱物元素としてはSnでスズとして扱った方が良さそうです。ロスたちの反応から、銅ほどの価値はないにしても、ないよりはあった方がまだいいみたいです。

ところでエリザベスの母が倒れて、回復の見込みなく一生介護が必要となります。エリザベスは自分が世話をする覚悟をするのですが、おばちゃんが「私が前からいるんだから優先よ」とギャーギャー騒いでる(笑)。(おばあちゃんかと思ってたけど、フランシスの伯母さんみたい。)

そ・こ・へ!!

ジョージ登場!!
窮地に陥ったと弱気になってるエリザベスに、求婚するのです。

愛の告白と自分が提供できる物品リストを並べたてるのです。家、使用人、ロンドンやバースへの旅行とそこで手に入る最新流行のファッションetc,..これらのオファーを上品に謙虚に、「あなたが金目当てで結婚をしないのはわかっています」と言いつつも・・・・

『仕事ができる男は女にモテる』とかの男性雑誌のコピーが頭に浮かびました。

「返事は今しなくて構わない」と去るジョージ、呆然とするエリザベス。

そこへ来た!おばちゃん!

「And the devil taketh him up into an exceedingly high mountain
and showeth him all the kingdoms of the world
and saith, "All these things I will give thee..."」

この台詞は引用ぽいので調べたら聖書でした。

マタイ4章からの1節:
悪魔はイエスを非常に高い山に連れて行き、世のすべての国々とその繁栄ぶりを見せて、「もし、ひれ伏してわたしを拝むなら、これをみんな与えよう」と言った。

おばちゃん、耳が遠いフリしてジョージの本音をいっぱい聞いてたからね~





エリザベスからの手紙で彼女がジョージとの結婚に合意したことを知ったロスは、手紙を読んですぐ馬に跨りエリザベスの家へ。

「こんなことをするのはやめて」とデメルザが止めるのも聞かずに。

寝静まる家のドアを蹴破って侵入してエリザベスに食い掛かるロス・・・

まあ、ロスらしいと言ったららしいけど、なんか嫌。

「俺の天敵との結婚なんて許さない」と強硬手段で朝までエリザベスのベッドに。

おばちゃんは知ってるし、エリザベスは嫌がってないし、服を着て帰るロスとは何やら和解の様子で私には何が何だかわかりません!

ロスが家に帰って「仕方がなかった」とデメルザに言ったところで、

見てる私は「何が?」とデメルザの冷たい目に完全感情移入です。

デメルザ、1発では足りない、もっとやれ!!!




Poldark 0206

2016-10-11 22:09:00 | POLDARK

エリザベスのスカートがお馬さんのお尻にすっぽりかかっているのが可愛くてつい

シリーズ1から続いたロスへのジョージの経済的攻撃のお話に、ひとまず区切りのついたエピでした。

もともと金融業つまり高利貸し(今で言う地上げ屋みたいな)ジョージ・ワールガンは、旧勢力の名家ポルダークと同等のつもりですり寄ってきたけれど、ロスに無下にされっぱなしなので可愛さ余って憎さ百倍、金の力にロスをねじ伏せようと、あの手この手で攻撃、ついに彼の約束手形まで自分の手中に。そして40%もの金利を含む全額返済をクリスマスの翌日までに要求してきました。



仏様になったフランシス・・・・・・肖像画を拝むことをキリスト教徒もするのか~と思った次第。

もとい、神の元に帰った主人の不在をいいことに、ジョージはまたエリザベスに接近してきました。今度はエリザベス母にまで取り入って、耳が遠いフリのお婆ちゃんの前ではまた暴言(笑)。

でもフランシスの残した負債を匿名で救ったのはロスでした。おいおい!そんなことはジョージにやらせておけばいいのに、ロス、お前はそれどころじゃないだろう!?自分の家族も大変な目にあっているのに・・・・!いくら古典ヒーローとはいえそれはないよ~

その古典ヒーローの高潔さを見る目があったのが、ロスの友エニスと恋に落ちたカロラインお嬢さんでした。マリー・アントワネットのように無邪気な女王様かと思ったら、頭も行いも良い若いご婦人ではないですか!彼女は成人してペンヴェネン家の若き主人になり、いつかエニスとロスの力になってくれそうな予感はしたのですが、こんなに早く、ロスの手形をジョージから匿名で買い取ってくれたのです!

これでロスの負債は返済期限も金利も緩くなり、不渡りで刑務所行き(それがジョージの夢!)は逃れました。

クリスマスの翌日、ロスとデメルザを、心では満面ニヤけながらポーカーフェイスで出迎えたワールガン家での一幕が最高だったのでスクショ祭りしてしまいますね。

セリフは全てロスです。


心苦しいのですが、ご期待には沿えることができません。
(この時ジョージは「借金は返せない」と言われているのだと思っている)


刑務所に訪ねていただくはずでしたが。
(刑務所の惨めなオレを見に来たかったんだろうが残念だね~)


皆さん、良き新年を迎えられますよう。
(クリスマスの翌日の季節の挨拶だからこんな感じ?)

この最後のロスの顔よ!ああ、面白かった。


Poldark 0205

2016-10-06 22:36:00 | POLDARK


ロスとデメルザのベイビー・ボーイが出てこないままストーリーがどんどん展開していきますよ?!そこが落ちぶれた農家のような住まいとは言え旧家の所以でしょうか、使用人がいるってことは、お金はなくても奥さんに自由があるということ。

シリーズ2に入ってから気になることは、

1 ロスのいとこフランシスの劇的な改心
2 ジョージのエリザベスへの一途な想い
3 エニスとカロラインお嬢さんの関係

フランシスは、生まれてこの方、前を走っていくロスの後ろを追う影だったトラウマと共に生きてきたことが、エピ初めの上の写真シーンと、エリザベスの発言で確認されます。

そんな彼がシリーズ2の初め頃に自殺にさえも失敗してから一転、今までのダメダメ人生をつぐなうのですが、そのクライマックスが、デメルザへの罪の告白と彼女の存在の肯定でした。デメルザはロスの初恋の相手エリザベスへの劣等感、身分違いの結婚の引け目をフランシスによって救われます。

そのエリザベスと'friendship'を築きたい成金ジョージは、フランシスの家に彼女を訪ねて画策するんですが、家にはフランシスのおばあちゃんがいて、タロットをしたりして魔女みたいなんですけど、耳が遠いフリしてジョージが目の前で礼儀正しく「クソババア、早よ死ね」と微笑むのをしっかりと聞いていたのには爆笑です。

ロスの友人で医師のエニスを、お金持ちのお嬢さんカロラインが気に入っていましたが、エニスの方はどうなのかはずっとわかりませんでした。しかし、労働者の栄養不足に悩むエニスのためにオレンジとリンゴをプレゼントしたのが功を奏したのか(笑)このふたりにハッピーな空気が♡そうか~、エニスがそっけなかったのは、真面目なジェントルマンだからだけではなく、お嬢さんとの身分(財産?)違いの恋への引け目だったのね!

フランシスに「今後うちの家には足を踏み入れるなよ」宣言されたジョージは、ロスの約束手形=負債を入手します。またまた介入されしかも直接自分の借金の返済先となられて万事休すのロス。・・・しかしポルダーク家にはエリザベスがいて、ジョージの彼女への思いがロスへの仕打ちにどう影響するのか・・・

親の銅採掘を最新テクノロジーで復活させたロスとフランシスに、銅の兆しが見えてきました。ポルダークの資金全てを注ぎ込んだ事業がいよいよ・・・という瞬間に足を滑らせるフランシスよううぅぅぅぅぅ~~~~!!!!

短期で思慮に欠けるだけでない・・・不運を背負った3重苦。

せっかくヴァリティと仲直りして、エリザベスの愛を取り戻して、ロスとデメルザの力になれたというのに。








Poldark 0204

2016-09-27 21:28:00 | POLDARK


どこまでもロスの邪魔をしたいジョージ、というか自分でも気づいてない彼への憧れがあり、自分が上だと証明して相手の関心を引きたいのだと思う。ロスの銅坑を金で買い、ロスの計画を握り潰そうとする・・・嫌がらせに自分のビジネスから心遠のくロス・・・

改心したフランシスと手を組み、廃坑になってたロスのお父さんの銅坑を再開することにしました。あれだけダメダメだったフランシスだから不安が拭えないけど、ポルダーク家に光が。

しかしフランシスの資金の出所はシリーズ1でジョージに賭けで負け破産したところを、そそのかされてジョージがロスを陥れるための情報提供の見返りだったんですよね。そのことをよりにもよってジョージからわざわざ聞かされたロス、パブで取っ組み合いの喧嘩に。

はは~ん!ジョージが前エピからしきりにボクシングの練習をしていた(写真)のはこれが目的だったのですね!

でもやっぱりロスの方が強かった・・・

一方、フランシスの妹のヴァリティは、駆け落ち以来フランシスの怒りを買い縁を切られてましたが、やっとお兄ちゃんが柔らかくなってくれたよう。夫の子供たちとも会い、彼女にも幸せな風が吹いてきたようです。

ヴァリティ、シリーズ1の時は地味な感じがあまり好きにはなれなかったのですが、今見るとかなり好感度upしてました。自分の求めたものに満足して文句を言わない気丈な人格、いいです。美人は三日で飽きるけど・・・ってホントウなのかな。

フランシスの妻エリザベスを愛してるジョージは可愛いので、この二人の関係がポルダーク家にいつどうやって絡むのかが楽しみなんですけど、その時フランシスは?!

そして早いものでデメルザがもう第2子を出産しました。臨月で海にボートを漕ぎ出していたのですね。それはロスじゃなくても怒りますよ!そういえば亡くなった娘ジュリアのミドル・ネームはロスのお母さんの名グレースだったんですよね。ポルダーク家の未来を担った坑もホィール・グレース。