Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

POLDARK 0309

2017-08-11 23:18:00 | POLDARK
シリーズ3の最終回でした。エピ9でだなんて半端な?と思ったら、シリーズ1は8エピ、2は10エピと、なんて気まぐれな。

登場人物も増えて、それぞれの物語が進行してきたシリーズ3。

それぞれのストーリーがひとまず展開した感じで収束しました。クリフハンガーで終わらないのは心臓に優しくていいですね。

小さいところでは、モワナの妹ルエラの企み白ブタ夫いじめがしてやったりですが、姉のモワナは結婚の夫婦関係を母から教わらなかったお嬢さんだというのに、ルエラのあの小悪魔ぶりはどこで培われたのか、彼女にとても興味があります。

ついにモワナも夫に言い返したし、

エリザベスもジョージに対して初めて強く出たのにはちょっと驚き。

そしてデメルザも想いのすれ違うロスに対して自分の意思を通す。

3組の夫婦ともに妻が立ち上がったのがすっきり爽やかなエピです。

だってまだあの時代はサフラジェットもいませんから、女性は男性の所有物だったのですものね。


クリフハンガーでない穏やかな盛り上がりの最終回では、久しぶりにロスとデメルザがそれぞれに美しく撮られていたのが嬉しい。

軍の指揮をとり、民衆に寝返るオスカルなロスはやっぱりカッコイイし、



デメルザが長い睫毛を伏せてアーミテイジに寄り添うのも竹久夢二みたいな強さを秘めた儚さが美しかったです。

それにしても美の世界の住人アーミテイジが視力を失うとは神様はなんてひどい。



そして気になる次のシリーズ予告は、こちらを見つめる(きゃっ)ロスただ1カットだけですが、ロスの後ろには私たちにも見慣れたセント・ポールの姿ではありませんか?!



・・・ポルダークもついにロンドンへ?!

POLDARK 0308

2017-08-03 10:22:00 | POLDARK
今週は久しぶりに主人公たち=ロス、デメルザ、エリザベスの初々しい顔が見られてポルダーク初心に返ったような嬉しいエピでした。

ジョージといる時と全然別の表情をロスに見せるエリザベスまでが乙女に見えましたから、俳優ってすごい。

同様にロスがエリザベスのことを考えたり話してる時の顔には、ふたりの長い歴史が現在完了形(=ある時点から現在まで続いている状態)だと顔に書いてあったし、

デメルザのアーミテージを見る時の顔の輝き。

でもちょっとデメルザのアーミテージへの態度はヘラヘラしてるように見えて、もともとのデメルザ・ファンとしては彼女のたくましくて大胆なところを発揮してほしいな~とやきもきします。

そして!



目が離せない、食欲性欲全開のモワナの夫オズボーン。

彼のことを白ブタ野郎と密かに呼んでいたら、なんと俳優のChristian Brassingtonはこの役のために太るダイエットをして1日3500カロリーを摂取したのだというDigital Spy記事を見てしまいました!

ジョージと並ぶ「ポルダークの悪役」オズボーンは、妻の産後の欲望を妻の妹ロウェラに向けていて、それは呼び寄せた当初からの企みなはずですが、自分で仕掛けた罠にズルズルとはまっていくように、義妹に操られているのに目が離せません!

清純派の長女よりも、小悪魔的でロリータな容姿のロウェナちゃん、絵画から抜け出したみたいです。キャスティングの人すごい。



この顔でこのボディです。おバカな男はすぐ騙されそう。



ジョージ留守のポルダーク家にもハロウからジェフリー・チャールズが帰省してきて若き紳士ぶりでママを感動させていますし、

上の世代がロマンスに揺れている最中にもコーンウォールは元気な世代がいろいろやらかしてくれそうで楽しみなのであります。



この子役のHarry Marcusくんのインタビューを何かで読んだんですが、彼の元の髪は茶色でブロンドは役のためなんだそう。とても似合ってたので元からそういう容姿の子を見つけて来たのかと思いました。パパのフランシスに似てますもん・・・やはりキャスティングの人すごい。


POLDARK 0307

2017-07-27 22:39:00 | POLDARK

今週も文芸ロマン王子のアーミテージが見せ場いっぱいでした。

思えばアメリカ独立戦争から始まった「ポルダーク」でしたが、今はナポレオンがイタリアに進軍する新鋭軍人としてイギリスにも噂が届いている時代となりました。

フランス革命後ということで、イギリスでも古き体制に変化を求める勢力が現れていました。

古い方はどうやらジョージが媚び媚びと接近しているフルマウスで、対するはバセットという何やらやり手風な男。彼はフランス捕虜解放の英雄ロスに議会を目指してチームを組もうと持ちかけました。

しかしロスはたとえ思想が近い相手でも誰かの操り人形にはならないと拒否します。

さてさてこの話し合いがコソコソ行われていたのは華やかなディナーの後のレクレーションタイム。

王子アーミテージがデメルザを口説き、

ドアの向こうでは押しかけてきたジョージが立ち聞きしているという、

大忙しでドキドキなシーンでした。

いやところで気になったのは、詩人のアーミテージがなぜデメルザを?というところです。確かに自然児デメルザは上流階級の女性にはいないタイプだからアーティストなアーミテージの興味を引いたかもしれませんが・・・

「僕はダヴィンチじゃないけれど、君がモナリザなのは間違いない」なーんてセリフを言っても通じない相手なのに・・・だからこそ新鮮なのかなぁ。

私が言うのもなんですが、どう見てもお坊ちゃんのアーミテージと子供を3人産んだお姉さんのデメルザは無理があるんですけどー

でもロスがバセットの申し出を断り、それを受けたのがまたまたジョージだったことを知ったデメルザは彼に意義を申し立てたことをきっかけに、ロスとデメルザの夫婦仲に亀裂が~~~!

ロスに何を言っても聞いてもらえないデメルザはアーミテージの賞賛が心地よいのでしょうね~。誰だって自分を認めてくれる人が好き。


そして100歳のお誕生パーティーを楽しみにしていたアガサおばちゃんを奈落に突き落としたのは、

おばちゃんは実は100歳ではなく98歳になるというジョージがしつこく探し出したポルダーク家の記録。

そして本当にパーティーを中止するジョージ、本当にゲス。これにはおばちゃんも動揺して売り言葉に買い言葉で出てきたののが、

「お前の後継とやら、あれは8ヶ月で生まれた子じゃない、未熟児はシワシワで髪の毛も爪もないというのに、あの子はつやつやふっくらと生まれてきた。さては結婚式が待てなかったか。いや、それとも誰かが先を越したのかねえ。」

この後のおばちゃんとジョージはすごかったです。二人の役者としての力量を見た!という感じでした。

ジョージのエリザベスを見る目。おばちゃんの壊れ具合。。。


あ、そうそう、ジェフリー・チャールズがハロウに追いやられてしまった寂しさを、モワナの妹が埋めてくれそうです。なかなか骨のある勝気そうな美少女が登場しました。しかしモワナの夫の白ブタ野郎はこの妹にも色目を使うつもりだったと思ったのだけど、これからどうなるんでしょう。









POLDARK 0306

2017-07-19 08:54:00 | POLDARK


ジョージ&エリザベスが最もうまくいってる夫婦ぽいのにニヤニヤが止まりません。

ぶれないジョージに比べ、エリザベスって女は環境適応能力エイリアンかGなみに優れているのにも唖然としましたよ。ジョージの隣で幸せそうに眠れるなんて。

でもこの「ベッドで苺を食べる」のはなんだかやってみたいなあ!隣のジョージ抜きで。

しかし彼がヒキガエルをその名を口にするのも恐れているのにも大笑いさせてもらいました。

家のすぐ近くの沼でドレイクが捕ってきて放ったカエルの鳴き声に敏感に反応したと思ったら、

ロスが必死の形相でドレイクの命乞いをする真剣なシーンでも、第1級犯罪の60シリング相当以上の窃盗と同等に敷地内の汚染の罪を口にしたジョージ。

ロスがきょとんとした表情で「なんの汚染」か問うと、

「ある種の・・・・・両生類。」


こういうセリフ、「シャーロック」のマイクロフトも言いそうな、張り詰めた空気でのマッドネスというか、これがあるから英国ドラマ好きです。


でもこのカエル事件のおかげで激昂したジョージについにモワナとドレイクの関係がバレてしまい、ドレイクの命と引き換えにモワナはあの白ブタみたいな(ごめんねベイブ)キザ野郎と結婚!!ああ!こんなうまい筋書きになるとは~~~


ところでアガサおばちゃんは100歳のお誕生日を前に、ドレスの新調を所望し、「最長寿のポルダーク」となる幸せにパワーアップしています。

あの時代、年齢に関係なくコルセットを着用していたようで、チラリと映った(予告だったかも)ウエストの細さに、肋骨折れないのかな?と驚きました。

エピを追うごとにパワーアップしてセリフも増えているアガサおばちゃんは大好きですが、

次回の予告で爆弾発言をしていたのにはアワワワワ・・・・!!!!

「8ヶ月の未熟児じゃないから!お前の先を越した誰かがいるんじゃね?」

証拠ないよ、アガサおばちゃん!!




POLDARK 0305

2017-07-11 20:54:00 | POLDARK


写真の人は、ヒュー・アーミテージ中尉、中の人はジョシュ・ホワイトハウスさんです。

二つ前のエピからエニス医師とともにフランスの捕虜となっていた英軍将校で、役名だけが印象に残っていたのですが、何せ牢は暗いのでお顔がよく見えてなかったのです。

デメルザの弟ドレイクも可愛いのですが、美しい軍服の青年も加わりポルダークの楽しみが増えました。

と、

話はいよいよロスのエニス救出作戦でした。ドーバー海峡を帆船で渡りボートで上陸、力ずくで牢破り~救出。

私もかなり悲しかったのは、ロスの分がどんなに悪い時でもずっと味方になってくれていた戦友でビジネスの出資者でもあった友達(その割には名前も覚えてなくてすみません)が、その救出劇の犠牲者となってしまったことでした。いい人だったのに・・・

その間に、議会を目指すジョージは、権力者であるワルマウス卿に取り入って代々ポルダーク家から出ている席に自分が座ろうとロスの悪口を舞踏会にて吹聴して回っていました。

しかしワルマウスはジョージを鼻から相手にもせず無視。

それがなぜかは私にはわかりませんが、ジョージに言わせれば「旧家の家名はワールガンの踏むを恐れる所にも通用するのか」とこの段階では「成り上がり者が」くらいに思われていただけかもしれません。

がしかし、ジョージは「最新のポルダーク愚行の噂はお聞きかな?」とフランスに乗り込んだロスの話をわざわざ卿の耳に入れましたが、

なんとロスがエニスと一緒に救助してきた上の写真のアーミテージ中尉はワルマウスの甥だったのです!

ふおっふおっふおっ!

美しい中尉はロスとデメルザに命を助けられて大感謝しておりますよ♪
もちろん中尉の叔父様もお喜びになるでしょうね・・・・



あと気になったのは、エリザベスとジョージの息子が「くる病」と医師に診断されたということ。くる病ってなんだっけー?と、調べてみたら、現在では差別用語として使われない、「ノートルダムの○○○男」の○○○のことでもあるとか?!

ジョージは「全てに満ち足りた我が子がそんな貧乏人の病気になるなんて何かの間違いだ」とカンカンですけど、

エリザベスの常用しているあの薬、何なんでしょうね?怪しい!あれが関係しないのかしら?