自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

Total Immersion swimming class

2013-11-18 21:55:55 | ゴールデン
トライアスロンの3種目の中で私が最も苦手とするスイミング、単なる自己流のトレーニングではダメだと思い、きのう3時間のスイミングレッスンを受けて来ました。コーチしてくれたのは、"Total Immersion"という、長距離のスイミングに特化したスイミングスクールの認定コーチです。


まあ、私があれこれ説明するより、実際の泳ぎを見てもらった方が分かりやすいですね。






とにかく、いかに少ないエネルギーで、効率よく泳ぐかを目標にしている泳法です。このビデオを初めて見た時は、魔法の泳法かと思いました。水しぶきはほとんど立たず、1回の掻きでものすごく進んでいるのが分かると思います。見ているとすごく簡単に見えるのですが、実際にやろうとすることで、こうは行きません。このビデオのように泳いでいるつもりでも、泳ぎ終わると息はハアハア。とてもエネルギー節約泳法にはならないんです。


私の泳ぎをコーチに見てもらったところ、「腕に余計な力が入っていて、掻いたほどには前に進んでいない」と指摘されました。「そのくらい泳いだだけで、そんなにハアハア言うのは、おかしい」そうです。


レッスンは、どうしたらお尻が沈まずに体を浮かせられるか、から始まって、基本的な「スケーティング」のポジション、片側のスケーティングポジションから、逆側へのポジションへのスイッチの仕方、息継ぎのタイミング、と3時間みっちり教えてもらいました。そして、これらを身に付けるための練習の仕方(ドリル)も一通り習い、後は自分での練習になります。とても3時間では足りませんね。こういうレッスンをあと2回ほど受けたい感じです。


レッスンで習ったポイントをまとめると、


1. 伸ばしている方の手は、水面から30cmくらいの深さに置く。私はこれを聞いた時、そんなに深いの?というのが正直な感想でしたが、このくらい深くに手を置くことによって、おしりが沈まないようになるそうです。これには納得、納得。


2. 両手が頭よりも前にある時間を長くする。これまでは、片方の手を伸ばしている時、もう片方の手は後ろに来るべきだと思っていたのですが、これは間違いのようです。両手が頭より前にある時間を長くすることによって、重心を前に持ってくることが出来て、お尻が浮くのです。これも大いに納得。


3. 息継ぎは、伸ばしている方の手がまだ前にある間に行う。私は、伸ばしている方の手を使って掻き始めるタイミングで息継ぎをしていました。これは全くの間違いだったようです。でも、これを変えるのはなかなか難しいです。


これから当分は、速く泳ぐことは考えずに、習った基本ドリルをこなし、地道に練習することになりそうです。果たして1ヶ月後くらいには、何か成果が出ていますかね。



Julie、お前も応援頼むぞ。





お前くらいの早さでスイミングが上達するといいんだけどな。


では。