奥獅子吼山山頂を目指してラッセル隊が行く。。。
2012/02/19(日) 奥獅子吼山で わかんハイクを楽しむ
石川県白山市
ひめ神社(7:00~20)→林業試験場登山口(7:35)→第1鉄塔(9:45)→第2鉄塔(10:20)→
奥獅子吼山頂(11:50~13:00)→第2鉄塔(14:00)→登山口(14:50)→ひめ神社(15:05)
膝まで新雪のふわふわラッセル 。。。
2月に入って3度目の寒波襲来! 前日、お隣の富山県では市街の積雪が80cmを超え、
25年振りの大雪だったとか、金沢市街も真っ白で早朝は氷点下3度だった。
駐車場から10分ほど歩いた登山口までの道路も凍結、まずはここで転ばないようにと慎重に!
林業試験場登山口(この時期は何処でも登山口)からカンジキを履いて、急登の杉林の中に入って行った。
時間が早かった事もあり、前日までの大雪で最初からトレース覚悟、参加者は15名だったので、
「 疲れないように、ラッセルは短い時間で交代しながら効率良く!」 とリーダー指示が入った。
列の後ろを歩いている時は、15名の足でしっかり踏み固められて、階段状になり楽々だった。
自分が先頭になっても、真っ更雪の第一歩な訳で、何故だかとっても張りきりたくなって、
何処を選んで歩いても、必ず後ろに皆さんが着いて来てくれる快感も楽しい♪
曇り予報で出発したが風もなく穏やかな日となり、稜線に出た頃には一面青空で嬉しい好天。
時々振り向くと、眼下に見えていた鶴来の街が、白一色で美しい。
途中で単独山行の元気な若い男性が加わり、更に勢いもついてカンジキ隊は絶好調!
予想以上に新雪は深く、夏道を外してのエスケープも積極的に、予定のタイムより若干速く山頂に到着した。
それでも4時間以上かかっているので、登り応え十分の奥獅子吼山であったと言える。
山頂では、途中で一緒になった富山のグループと単独2組と我々で21名、
近くの山々「高三郎山・大門山・見越山・奈良岳・大笠山・笈ヶ岳」などは綺麗に望めたが
白山は薄雲がかかり、逆光でもあり鮮明ではなかったが望むことができた。
持参のスコップで円形のテーブルを作り、山では何よりもご馳走の熱々うどん鍋を頂いた。
午後からは雲がわき、太陽が隠れると途端にゾクッと寒くなり、温度計を見ると氷点下5度を指していた。
素手では指が凍りそうだったので、お椀を持つのも手袋をしたままであったが (^^ゞ
お代わりもできて満腹! 標高928m、氷点下5度での暖かい鍋はとても有難い。
下りでは敢えて急坂を下り、フカフカ過ぎる雪に足を取られて転ぶ人続出だったが、
心地よい汗をかき、あっと言う間に(カンジキ下山ではお決まり)登山口へと戻ってきた。
登山口…ここからカンジキで右手の杉林に入る。 1時間後には青空が広がった。
最初の鉄塔を過ぎると展望が開け、真っ白な鶴来の街や手取川、ゴンドラ山頂駅や稜線が望めた。
林道との交差点…カーブミラー 前を横切ったウサギの足跡 。。。。
ラッセル…深いところは膝上
キラキラ輝いていた、踏み跡のない白銀の世界。
3組合同ラッセル 山頂近くでは木々も白い。
展望良し、山頂に到着!
4組ほぼ同時に到着で、一人は山スキーの男性だった。
山頂からの展望
ふかふか雪の下りは最高に楽しい
下りでは踏み跡のない新雪を自在に歩くのが楽しい ♪ 足元軽快…あっという間の下山。
このコース残雪期しか登ってません、林業試験場から林道間でカタクリが咲き始め、第一鉄塔付近から残雪でした。
単独ラッセル登山!!夢です?
また誰か様の暖かい恩恵を受けて登ります。
天気にも恵まれ素晴らしい登山でしたね。
白銀を踏みしめて(ラッセル)楽しそうですね。
TOP写真見たら私も同行したくなりした。
手取川が見える風景素晴らしい!
この日の登山は大満足で疲れも感じなかったのでないでしょうか。
北陸もようやく春めいてきましたね。
「白銀の聖地」本当にそんな雰囲気でしたね、壊したくないけど団体となると容赦なくです (^^ゞ
奥獅子吼山には鉄塔が多いので偽足跡が多く、残雪期に足跡を辿るのは要注意のようです。
昨春に、足跡を辿っていた単独女性が道迷いで警察に救助要請し、通りがかった我々が同行下山しています。
まだまだ新雪の今なら、天気が良ければ見通しも良く読図もできて、単独ラッセルもOKかも?
人がいないと怖い気がするけど、白銀の世界に自分だけ…そんな一時も良いですね!
TOPの写真を見ていると、当時の雰囲気が思い浮かぶので、
ドラえもんのどこでもドアのように、このまます~っとあの団体の中に入って行けそうな気がします (^^ゞ
街も山も白一色の世界と言うのは、この日、特に午前中独特のものでした。
心地よい汗をかいて心地よい疲れでした。
今朝の新聞には、バス会社のさくら特集が載っていました。 春はすぐのようですね!
追記です。
【立山の麓から】は奥獅子吼山でなく、ここの山にいました。
http://blogs.yahoo.co.jp/sikisai366
やはり植物博士? 立山の麓からさんの目の付けどころが違うので、
吉峰山では、春がすぐそこに来ているのだと感じますね!
クロモジの氷漬け…自然界ではあんなことになっているのですね!
剣岳も望めて、身近な里山での楽しい散策の様子が伝わってきました。
相変わらず気持良さそうな山歩きしてますね。
私はまだ雪の奥獅子吼経験ありませんが、
トップの山頂近くの画像は素敵ですね。
大勢の皆さんでトレースを付けていく姿は
圧巻です!
これでコンデジですか?露出補正バッチリですね。
才能かな!!!
大雪のち晴れ…2月の日曜はお天気に恵まれました。
ここまで大雪だと目標の山頂もしっかり見えて、周りの眺望も全く別物でした。
トップの画像は私もお気に入りです (*^^*)v
ソニーのコンデジ、サイバーショット、雪モードで撮って露出補正なしです。
どうやら才能よりも、お天気が味方してくれたようです。(^^ゞ