黒部峡谷 下の廊下②-1…黒部ダム~阿曽原小屋を歩く-10/20(月)
ロッジくろよん(5:00)→黒部ダム(5:30)→登山道口(5:40)→ダム直下(6:10)
→内蔵助谷出会(7:30)→鳴沢小沢(9:00)→朝→黒部別山谷(11:00)→
昼→白竜峡(13:00)→十字峡(14:00)→半月峡(15:15)→東谷吊橋(15:55)→
仙人谷ダム(16:15)→阿曽原温泉小屋(17:30)
黒部峡谷 下の廊下①…室堂~黒部ダムへ-10/19(日)
黒部峡谷 下の廊下②-1…黒部ダム~阿曽原小屋を歩く-10/20(月)
黒部峡谷 下の廊下②-2…黒部ダム~阿曽原小屋を歩く-10/20(月)
黒部峡谷 下の廊下②-3…黒部ダム~阿曽原小屋を歩く-10/20(月)
黒部峡谷 下の廊下③-1…阿曽原小屋~欅平を歩く-10/21(火)
黒部峡谷 下の廊下③-2…阿曽原小屋~欅平を歩く-10/21(火)
黒部ダムから、紅葉真っ盛りの新越沢へ
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下の廊下(旧日電歩道)は、大正末期に拓かれた仙人ダムから欅平間の
「水平歩道」に続き、電源開発の調査目的に、切り立った岩盤を拓かれた道で
黒部ダムから仙人ダム間の16.6kmの区間であり、危険個所の多い渓谷沿いのルートである。
冬期間の残雪に左右され、全く通り抜けできなかった年もあり
通行できる期間も平年で1ヶ月余りとのこと。(阿曽原温泉小屋情報)
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今年も残雪多く、黒部別山谷に雪渓(スノーブロック)が残っている関係で
関西電力発表による正式開通は10月7日以降のようでした。
スノーブリッジとなる雪渓の溶け具合で、ルートは変わります。
私達も、問い合わせや情報収集、阿曽原小屋のHPなどを前日までチェックして
自己責任として出発を決めました。
いよいよ出発!
ヘッドライトを頼りに真っ暗の遊歩道を、徒歩30分で黒部ダムに到着!
レストハウスの軒先で、寝袋で夜を明かした人達が何人か起きてきて
出発準備をしていました。(ここで黒部の名水を補給)
下見の甲斐あり登山者出口へ一直線!
早朝は黒部ダム駅が閉まっているので、
扇沢行きの関電トロリーバス通路の遮断機横を通過して、更に進みます。
トロリーバス専用道路に出る、もう一つの遮断機手前を左斜めに入り
道路脇を道なりに進むと、この案内板があります(詳しい地図はこちらから)
トイレの奥に白く見えるのが登山者出口
しばらくはジグザグの下りで、ダム直下に出たら黒部川を対岸へと木橋を渡る。
河原に出た辺りで明るくなってきたが、渓谷なので日差しはまだ届かない。
辺りを見回すと、薄明かりの中でも紅葉が鮮やか、
日射しの届いた山頂が黄金色の帽子に見えた!綺麗…今年見る初紅葉だった
内蔵助谷手前で本日最初の滝、水しぶきが頭上から降り注ぐ
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ここは安定した木道が整備されていた。
他にも道が崩壊している個所には、木道や丸太の桟道が架かっていた。
どっちが人喰い岩?
欅平の奥鐘橋を渡ったところに「人喰い岩」と言う観光名所があるが
こちらは岩部屋?それとも…人喰い岩も顔負けか?
見どころ多くて^^; なかなか先に進まない、内蔵助谷で朝食予定が大幅に遅れる
内蔵助谷出合で通行禁止の看板あり!
実はここで、通行禁止だからと間に受けてしまい、迂回路と勘違いして
谷を少し登ったところで、黒部川からどんどん離れてしまうことに気付き引き返す。
この看板は「ここからは自己責任で!」と言う戒めなのかと判断して通過!
河原に下り、丸太の橋を渡って振り向くと、見事な赤・赤…
どんどん紅葉が鮮やかさを増し「綺麗…」の連発で益々足が進まない。
鳴沢小沢のナメ滝…急ぎ足で通り過ぎるだけではもったいない美しさ。
何処で追い抜いたのか?先に行ったと思っていた昨夜の1組が、私達を追い越して行った。
すれ違いざまに言葉を交わす 「もう~大満足!」と皆さん口を揃える。
鳴沢小沢を過ぎた辺り、広めの河原に下りて朝ごはん
ここまでの元気は朝バナナ1本のみ…気付いたら9時過ぎでした!
昨日買った富山名物マス寿司とパン、この渓谷美を貸し切りで食べたので美味しかった。
それにしても、早朝は日差しが届かず立ち止まると寒い。
見上げると青い空
対岸に新越沢…新越の滝が見えてきた。
未完成?の丸太の橋…命綱の針金が緩んでいて緊張の綱渡り状態だった。
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緊張もつかの間、今度は滝壺の中を渡る、助けは何もない。
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身を乗り出して決死の撮影真上から覗くとこんな感じ…滝壺の下にも更に滝壺あり!
黒部渓谷 下の廊下②-2…黒部ダム~阿曽原小屋を歩くへ続く
新越沢辺りからは難所続出…おっ最初のスノーブロック発見!と思っていたら
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ロッジくろよんの宿泊者は思ったよりも少なく5組(平日特典?)
既に3組の方は出発していましたが、私達は予定通り5時に出発!
昨夜の夕食時から気になっていた1組(母親と知恵遅れの30代らしき息子さん)が
一足遅れて、玄関で出発準備をしていました。
この後、何時間後だったか…この親子に悲劇が起きてしまいました(><)。。
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