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赤祖父山の福寿草群生
2016/4/10(日) 扇山(1033m)~赤祖父山(1030m)と福寿草の自生地
金沢(6:30)→新登山口(8:10~35)→旧道分岐(9:45)→林道出合(10:10)扇山(11:00)→
赤祖父山(11:25~12:20)→扇山(12:40)→林道出合(13:00)→新登山口(14:00)→
旧登山口(14:10)→福寿草群生地(14:20~15:05)→旧登山口(15:12~20)→金沢(17:00)
福寿草…花はやや遅かったが群生が見事!
2016年の桜は、連日20度を越えた4/2日と3日(土日)に一気咲き、4/7(木)の大雨で一気散り
金沢市内(兼六園周辺)の桜は、桜吹雪を楽しむ暇もなく、何とも短い命だった(@_@。。。
今春は残雪が少なかったこともあり、他の花も見頃は例年より早く、福寿草も見頃は過ぎていた。
生き生きとした花びらは少なく、蕾んでちょっとグッタリしたような花が目立ち残念だったが
3年前に訪れた時と比較すると、花数が増えて更に見事な群生となっていたのには、少々驚きであった。
ちなみに今回は、新登山口から入り、扇山経由で赤祖父山まで足を延ばし往復してきた。
一旦新登山口に下山して、旧登山口から入り10分程、福寿草の自生地を見て帰ってきた。
最近マイカメラの反応がイマイチ、こき使い過ぎたかな?アップのピントがなかなか合わず
「あーでもないこーでもない」…と言いつつも、写真を撮るのがまた楽しく、のんびりな山歩きである♪
春先の花が多く、ショウジョウバカマ、キクザキイチゲ、早咲きのイワウチワ、コシノコバイモ、シュンラン
そしてなんと言っても愛らしい雪割草も多く見られ、変わったもので 「ツチグリ」 発見!
発見者は「ヒトデ?」とか言ってたけど、山にヒトデはいないよね~「うんうん…」
私も初めて見たので(^^ゞ…帰宅して調べたところ、名前はツチグリでキノコの仲間らしかった。
登山道は歩き易く、昔の峠越えのように掘り下げられていて、転んでも落ちるような心配はないのだが
平坦な一部を除きけっこう急登が続き、扇山の手前辺り(標高900m)付近からは残雪となった。
夏道用のピンクのリボンが適度にあるので、迷わずショートカットで残雪の上をツボ足で歩ける。。。
やや暗い杉林を歩いていたはずだったが、稜線に出てからは急に周りの様子が一変した!
ちょうど標高1000m付近からは見事なブナ原生林、ガスが晴れて青空が見え出したのと同時だったので
素敵な場所に舞い込んだような気持になり、 思わず 「うわ~なんだこの場所は~」 と口にしていた。
雪融け道の急登は滑りやすかった(粘土質の土の上に大量の濡れた枯れ葉)ので、頑張ったご褒美か(^^♪
「どうぞ座って下さい」と言っているような天然のベンチ発見!大きく倒れたブナに腰を下ろして休憩
ここは新緑と紅葉の時期、どんなに美しいのだろうと思いながら、ブナの木越しに青空を見上げた!
扇山山頂は登山道の一部のような場所だったが、木に扇山(1033m)の看板が取り付けられていた。
扇山を過ぎてからは夏道半分、残雪半分であっという間に赤祖父山(1030m)の山頂に着いた!
残雪の山頂はけっこう開けていて、眺望も良い。
白山方面は雲が湧いており稜線はハッキリしなかったが、晴れればなかなかの眺望であろうと思えた。
3年前は福寿草自生地だけ見て帰ってきたので、念願の赤祖父山山頂に立てて、大満足である(^^♪
風もなく暖かかったのでゆっくりと昼休憩、下山は急坂が濡れていて滑るので、慎重に下りてきた。
明日の晴れ予報もあり、お天気はすっかり回復し青空、赤祖父池や道中の桜も満開で綺麗だった。
赤祖父山GPS軌跡…(登山口標高443m 単純標高差590m )登り2時間50分、下り1時間40分
扇山と赤祖父山の新登山口…登り始めは崩れている。
途中まではくり抜いた様な登山道だが、急登である。
林道出合…若干左手に進むと、右手にピンクのリボン
標高1000m付近のブナ原生林
細い木が多いが密集していて、新緑や紅葉時期が美しいのではと思えた。
扇山手前の、お気に入り天然ベンチで一休み♪
扇山山頂(1033m)
扇山から赤祖父山方向
赤祖父山山頂…白山方面
高峰方面
道中で出会った花たち…
登山口のヤマザクラ…早朝の雨で水滴を抱えて大きくうなだれている様子が可愛い。
コシノコバイモ…沢山咲いていた。
ショウジョウバカマもこれから見頃 シュンラン
葉が紫色のショウジョウバカマ
やや小降りだったが、雪割草も多く見られた。
雪割草①
雪割草②
雪割草③
イワウチワは蕾が多く、これから咲きそうだった。
ユキツバキの木も多かった。 雪割草④
エンレイソウ キクザキイチゲ…白や薄紫
ちょっとくたびれた「ツチグリ」…星のようなライオンのような(^^ゞ
赤祖父山から下山後、福寿草自生地へ…
旧登山口
3年前は残雪で埋まっていて楽々だったが、ちょっと危険な(小さい)谷を渡る。
10分弱で群生地に到着!
福寿草①
福寿草②
福寿草③
福寿草④
福寿草⑤
福寿草⑥
福寿草⑦
カタクリと福寿草
下山後、赤祖父池でしばし花見♪…奥に見える山のどの辺りを歩いたのか?
桜が8分咲きで、青空に生えて美しかった!
引き続きお世話になりました(*^^*)
あれ?私よりいっぱい歩いていますね! しかも台湾遠征?知らなかったです(^^ゞ
ブログのアップをサボっていましたが、私も3月に医王山を歩きました。
久々3月15日に、白兀~奥医王~小原尾根に下山コースを歩いてきたのですが
わずか一周間の違いで、医王山の雰囲気がまるで違います。
今度またゆっくり、ページにお邪魔させて頂きたいです。