白雲去来

蜷川正大の日々是口実

灯火親しむ候。

2014-10-26 11:51:06 | インポート

十月二十三日(木)雨。

群青忌が終ると、なぜかドドッと疲れる。今月に頭の検査のためにMRIの検査に行かなければならないのに予約をするのをつい忘れていた。お世話になった人たちへのお礼の手紙や、群青忌の際に撮った写真の整理など、日々何かと気忙しい。まあ考えてみれば嬉しい忙しさかもしれない。

先日、ラジオでどなたかが、「六十歳を過ぎたら、何があってもおかしくはない。日々そのつもりで生活しなさい」ということを話していた。他人事ではない。自分では若いつもりでいても、体は正直なものだ。しかしながら頭では分かっていても、自制できないから嫌になる。

時秋にして積雨(せきう)霽(はれ)、新涼郊墟(こうきょ)に入いる。灯火稍(ようやく)親しむ可く、簡編(かんぺん)巻舒(けんじょ)す可し。

?積雨 … 降り続く雨。長雨。
?霽 … 雨・雪などがやんで、空がすっきり晴れる。
?新涼 … 秋のはじめの涼しさ。
?郊墟 … 郊外の丘陵地。墟は丘。
?簡編 … 書物。
?巻舒 … 巻いたり広げたりする。

灯火親しむ候か・・・。食欲の秋をしばらく制して、ぼやーっとしていないで読書に没頭するか。

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