9月20日(水)晴れ。
朝食は、お赤飯、さつま揚げ。昼は抜いた。夜は、私が役員の末席を汚してている大行社の役員会議があり東京行き。長い間、大行社の事務職を勤めていたO氏が退社するというので、会議の終了後に、田町の「駒八」という居酒屋で送別会。その後、有志にて六本木に転戦。9時過ぎに同志に送って頂き帰宅。
酒とズブズブの関係になってから久しい。あーああんなに暑かったのに、吹く風に秋の気配がする。じゃ一杯やるか。伊勢原にお墓参りに行った時に見た彼岸花。ここは彼岸花の群生地として知られている。帰路に「トン漬け」の有名なお店があって、夜は、彼岸花を思い出して「田中のとん漬け」で一杯やるか。彼岸か。野村先生との最後の旅となったモロッコのビデオでも見ながら一杯やるか。女房も出かけているし、子供は仕事で残業か。松原商店街の魚幸にでも行って「マグロ」を買って一杯やるか。酒を呑む口実には困らない。むしろ呑まない口実を探すのが大変である。
たまに「毎日酒飲んで羨ましいですね」とかいう皮肉とも批判とも取れることを言われることがある。てゃんでー呑んでいると言っても若い頃と違って狭斜の巷で、傾城と傾国を相手にしていてるわけではない。ほとんどが酔狂亭と名付けた陋屋で月下独酌の日々である。70歳を過ぎて、晩酌の一杯ぐらい、他人様から文句を言われる筋合いはない。
蜷川さん「酔狂亭」ってどんなところですか。「まあ庭には小さいけれど築山(つきやま)があって、その周りには川が流れているよ」。「す、凄いですねぇー」。「何言ってんの、山や川と言っても、質の流れと、借金の山だよ」。まあこんな風に日々生きています。