冷たい雨に打たれ
愛しい人を待ってた
うつろう時の中で
砕けてゆく思い出たどりながら
「二人」 作詞・作曲 飯島真理。1985年7月発売。
私はバラードクラシックというアルバムでこの曲を知りました。実際にはその数年前のアルバムに収録されていたんですね。
松田聖子と中森明菜という二人の歌姫と同時代ながら、第3極の独自路線でスーパーアイドルに駆け上がった小泉今日子。40年以上の芸歴で、これほど浮き沈みなく現在に至った人も珍しい。アイドルからCMクィーン、そして本格的な女優に。読売新聞の書評欄を担当していた時期もありました。多才さを生かし、卓越した自己プロデュースで時代の変化に対応してきた稀有な存在です。
小泉さんとは対照的に「二人」は時の地層に埋もれてしまいそうです。憂いと眩しさが美しく混ざりあった名曲だと思いますが、シングル曲でもないですし、そもそもこの曲を知っている人が少ないですから。
曲にも寿命があり、クラシックのようにとてつもなく長寿なものもあれば、1年、2年で忘れ去られるものも多くあります。
「二人」は小泉さんの代表的なバラードの「木枯らしに抱かれて」「優しい雨」などと比較しても劣ってはいません。あとは好みの問題だと思います。小泉さんのセルフカバーもいいけれど、出来れば若い人に歌い継いでもらいたい
傷ついた心を
隠さずに見せたら
少しづつ惹かれていた
いつか私
愛しい人を待ってた
うつろう時の中で
砕けてゆく思い出たどりながら
「二人」 作詞・作曲 飯島真理。1985年7月発売。
私はバラードクラシックというアルバムでこの曲を知りました。実際にはその数年前のアルバムに収録されていたんですね。
松田聖子と中森明菜という二人の歌姫と同時代ながら、第3極の独自路線でスーパーアイドルに駆け上がった小泉今日子。40年以上の芸歴で、これほど浮き沈みなく現在に至った人も珍しい。アイドルからCMクィーン、そして本格的な女優に。読売新聞の書評欄を担当していた時期もありました。多才さを生かし、卓越した自己プロデュースで時代の変化に対応してきた稀有な存在です。
小泉さんとは対照的に「二人」は時の地層に埋もれてしまいそうです。憂いと眩しさが美しく混ざりあった名曲だと思いますが、シングル曲でもないですし、そもそもこの曲を知っている人が少ないですから。
曲にも寿命があり、クラシックのようにとてつもなく長寿なものもあれば、1年、2年で忘れ去られるものも多くあります。
「二人」は小泉さんの代表的なバラードの「木枯らしに抱かれて」「優しい雨」などと比較しても劣ってはいません。あとは好みの問題だと思います。小泉さんのセルフカバーもいいけれど、出来れば若い人に歌い継いでもらいたい
傷ついた心を
隠さずに見せたら
少しづつ惹かれていた
いつか私
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