今から1年半ほど前、「人工知能(AI)の発達で大規模なリストラが起こる。そのセーフティーネットとしてベーシックインカム(BI)が必要である。非正規労働者のみならず、ホワイトカラーの人たちもその対象になる」と記しました。当時はまだ、非正規の人はともかく、正社員、ましてや一流企業に勤めている人は、相手にもされない意見だったように思います。しかし、いま状況は変わりました。
みずほ、UFJ、三井住友。こうしたメガバンクが事実上、大規模なリストラ策を打ち出しました。以前より、大企業はさらに利益を追求しています。そこで人員を大幅に削ることを決断しました。AIの急速な進歩も、銀行側に自信を持たせたのでしょう。おそらく社員数十万人を抱える大企業は、数万人まで絞り込むことを目指し、数万人を抱える企業も数千人まで絞り込みたいのが本音でしょう。それが実現すれば、さらに資金をため込むことができ、株も上がるのです。
大企業が人余り、不足しているのは建築や物流のブルーカラーです。単純に銀行員が物流や建築へと流れていくとは言いませんが、しかし、割合的にはホワイトカラーや正社員は減り、非正規やブルーカラーは増加する傾向は避けられそうにありません。そして、より格差は拡大します。
自民党も随分変わりました。民主党が子供手当を掲げた時には「ばらまき」と批判し、プライマリーバランスを重視していましたが、今は選挙公約通りとはいかずとも、3歳から5歳の子供を抱える家庭には、月6万円、支給するなど、政策を方向転換しました。これらの社会状況からみても、確実にベーシックインカムへと時代は流れつつあります。
みずほ、UFJ、三井住友。こうしたメガバンクが事実上、大規模なリストラ策を打ち出しました。以前より、大企業はさらに利益を追求しています。そこで人員を大幅に削ることを決断しました。AIの急速な進歩も、銀行側に自信を持たせたのでしょう。おそらく社員数十万人を抱える大企業は、数万人まで絞り込むことを目指し、数万人を抱える企業も数千人まで絞り込みたいのが本音でしょう。それが実現すれば、さらに資金をため込むことができ、株も上がるのです。
大企業が人余り、不足しているのは建築や物流のブルーカラーです。単純に銀行員が物流や建築へと流れていくとは言いませんが、しかし、割合的にはホワイトカラーや正社員は減り、非正規やブルーカラーは増加する傾向は避けられそうにありません。そして、より格差は拡大します。
自民党も随分変わりました。民主党が子供手当を掲げた時には「ばらまき」と批判し、プライマリーバランスを重視していましたが、今は選挙公約通りとはいかずとも、3歳から5歳の子供を抱える家庭には、月6万円、支給するなど、政策を方向転換しました。これらの社会状況からみても、確実にベーシックインカムへと時代は流れつつあります。
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