ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

ひと、ひと、ひと

2019-05-04 17:15:18 | Weblog
雪のような肌をして
ナイフみたいに鋭利に笑い
時にストーブのような眼差しで見つめる
抱きしめたらとろけそうな極上の人

今日もこの街の何処かに宝石が埋もれている
そう信じてゴミ箱をあさり
ようやく手にした宝石を
口いっぱいにほうばった食欲の人

いくら空の向こうに旅行したいからって
ビルの屋上の絶壁に立つなんて
ロケットに乗るより早く空に到着したかったのだろう
ついに一線を踏み越えてしまった引力の人

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※電子書籍パブー閉店のため移動しました。

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