ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

オリンピック・岸田退陣表明・終戦記念日

2024-08-16 12:44:09 | 社会
例年、この時期は広島・長崎原爆投下・日航機墜落・終戦記念日と3日おきに歴史的な節目の日があるのですが、今年は加えてパリ五輪、そしておとといの岸田総理の退陣表明もあり、例年以上に詰め込まれた印象です。

オリンピックの金メダル20個はアメリカ、中国に次ぐ上々の結果でした。
私が初めてオリンピックを見たのはロサンゼルス五輪ですが、この時代は女子柔道すら正式種目ではありませんでした。つまり、メダル量産の一つの要因は、新たに加わった競技で日本は強いという事です。女子レスリング・スケートボード・ブレイキンなどで日本は多くのメダルを取りました。
しかし、お家芸と言われる男子レスリング、男子体操などでもしっかり結果を出しています。これはJOCの強化策が実ったと同時に、根性論の敗北と言って差し支えないでしょう。少子化世代の若者たちがこれだけの結果を残したのですから。
また、かつてのソ連、東ドイツといった共産圏のスポーツ大国が消えた事も大きいでしょう。

そんな中、卓球女子個人銅メダル、団体銀メダルを獲得した早田ひな選手の言葉に注目が集まりました。「1カ月ぶりの帰国で何がやりたいですか?」との問いに、早田選手は「鹿児島の特攻資料館に行って、生きていること、卓球が出来ることは当たり前ではないと感じたい」と答えました。
彼女は他国の選手と触れ合う機会も多く、戦争中の国、貧困の国の選手の現状を知り、自分がいかに恵まれているかを感じ、この発言の心境に至ったのでしょう。早田選手の感性、それを言葉にする勇気に感服しました。
次の世界大会こそは、平野美宇、張本美和選手らと力を会わせて中国を倒し、金メダルを取って欲しい。

岸田総理が次期総裁選に不出馬の意向を表明しました。実は岸田再選の可能性はかなり高かったという分析もあります。それでも不出馬を決めたのは、国民の支持率の低さにあったのだと思います。多くの国民が岸田続投を望んでおらず、仮に再選されても、立ち往生しかねない。
ならば、自ら潔く身を引いた印象を残して、その後の政治的影響力を高める狙いがあるのだと推測します。近いうちに麻生さんは消える。そうなれば自分がキングメーカーになれるというしたたかな計算が見え隠れします。

終戦から79年。その間、日本は戦争をしなかった。それだけは誇っていいのではないでしょうか。






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