ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

大谷、メジャー初完封・2打席連続本塁打

2023-07-28 12:25:54 | スポーツ

大谷選手、凄いとしか言いようがありません。ダブルヘッダー第1試合でメジャー初完封。第2試合で2打席連続の37号、38号本塁打。まさに超人的な活躍です。 

 

何故、こうした活躍が出来たか。それは心技体の心の部分にあります。技は6月に打撃でひとつ上の段階に達した印象があります。ところが最近の大谷選手はヘルメットを叩きつけたり、ベンチから球審の判定に抗議したりと彼らしくない態度がありました。これは迫るトレード期限に相当ナーバスになっていたのだと思います。

そして試合前にほぼ結論が出ました。エンゼルスのGMが大谷を放出しないことを明言したのです。本人は安心したと思います。それが早速、結果として出ました。

 

投手としてはピークを過ぎつつあると思っていましたが、9回1安打完封で9勝目ですか。怪我さえなければ10勝は確実で、あとは15勝に近づけてもらいたいです。規定投球回数に達することも大切です。これに達しないと防御率をはじめ、投手成績の意味が半減してしまいます。

 

打者としての期待は高まります。7月が終わって37、8本に達してくれればとブログに記した覚えがあるのですが、届きましたね。まずは自己最高、50本は超えて欲しい。現在、58本ペースらしいですが、例年、二刀流の疲れでペースが落ちますから高望みはしないでおきます。この試合でも38号を打ったあと脇腹を痛めてベンチに下がりましたから。疲れと怪我が最大の敵です。

 

しかし、そうした個人記録よりも大谷選手がこだわっているのはチームの勝利です。「身を粉にして」なんて久し振りに聞いた言葉です。WBCを見るまでもなく、ホームランを打った後にセーフティーバントを試みる選手です。「エンゼルスのため、ファンのため」。そうした思いが体で表現されているからこそ、彼には心を動かされるものがあるのです。

 

「9月にヒリヒリした戦いがしたい」。大谷君はもちろん、エンゼルスにも奮起してもらって、彼に秋までヒリヒリした戦いをしてもらいたいものです。

コメント (2)
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