ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

正しさから楽しさへ

2017-01-20 21:23:20 | Weblog
まもなくトランプ氏の大統領就任式です。社会学者の宮台真司氏は「左翼は正しいけどつまらない。右翼はその逆」というような事を語っていました。それはまさに正しさのオバマから、面白さのトランプへの流れにそのまま当てはまります。2016年で、これまでの考え方、いわゆる由緒正しき民主主義は終わったと言えます。その代表的な出来事が、イギリスのEU離脱とトランプ勝利でした。ポスト・トゥルース。正しさなどを追求するより、楽しさや気持ちよさを優先する時代がやってきたのでしょう。

去年、広島に来たオバマの姿を見た時、言葉を聞いた時、僕はアメリカの大統領を初めて格好いいと思いました。優れた人格も備えているでしょう。しかし、彼は大統領として、目に見える成果は挙げられなかった。その8年間のアメリカ国民の鬱憤が、トランプ大統領を誕生させた一因なのは間違いありません。

日本も同じ道を辿る運命にあるのだと思います。正しさから楽しさへ。この流れは、これからむしろ加速していくのではないでしょうか。

それにしても寒い一日でした。

コメント
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