Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

熱くなった 銀のメタリックハート

2008-08-13 12:17:36 | 
あの、なんていうか、頭痛だとか体調不良とか疲れとか、


そういうので、更新が遅れているわけです。





中標津のあたりです。


大自然を独り占め!


みたいな気分です。

べつに独り占めでもなんでもなくて、その風景はいつもと変わらずそこにあるだけで、そこに俺が勝手にやってきて、そう思ってるだけのことなんだけど。





ずっと天気が良くて、ずっと屋根あけてました。

腕が、腕時計の後をくっきり残して、焼けました。


毎日これやってたら、皮膚がんになるだろうと確信しました。



屋根をあけて走ってる間、車内でどんな音楽をかけてるときも、頭の中は常に

L'Arc-en-CielのDriver's Highのイントロでした。






多和平という高台の公園がありました。

あまりに綺麗で、そこで2時間でも3時間でも愛を語り合えるだろうと思ったのです





ですが、一人だったので、10分ほど休憩して、また出発しました








釧路湿原の中にある宿で泊まりました。

俺は、湿原というものについては、あまり感じるものが無いみたいです。





渚にまつわるエトセトラ

2008-08-10 23:30:20 | 


今回のロドスタの燃費は14km/L強だった。
ほとんどオープンで走ったので、抵抗は大きかったと思う
一方で、エアコンはかけなかった。

特別、燃費走行したわけじゃない。
素敵な低速コーナーが続けば、低いギアを積極的に選んだ。

でも、田舎はムダな信号がないし、燃費伸びて当たり前だわな。




野付半島のトドワラが、とても幻想的で気に入った。









河口付近に砂が溜まっていって出来る砂洲。
この上に、松が繁って、その後また海水が浸食してきて、白骨化したような松の枯れた倒木が残っているのが、このトドワラです


秋や冬で、空がもっと絶望的に曇っていたら、さらに幻想的だと思う。
よく映画やPVのロケ地になるそうです。




かなたに見える山は、国後島です。


そういえば、このあたりは、「ミルクロード」とか「パイロットロード」とか「メロディロード」とか、かわいいネーミングの道路がたくさんありますが、そのうちの一つに「ホッポーロード」というのがありました。

知床の斜里(シャリ)町にあるパチンコ屋は「シャリオ」でした。


そういうものに、好意的に反応してしまうのは、一定の年齢を超えてしまったからなのでしょうか・・・。



中学生の頃、クラスに寿男くんという子がいました。トシオと読みます。
中学生の俺にとって、「寿」の文字は、寿司以外連想できませんでした。

それで俺らは、あくまでも仲が良い故の冗談として、彼を「寿司男」(すしお)と呼んだりしました。
後にはエスカレートし、「ネタ男」だとか「シャリ男」と呼び始めるようになりました。この領域になると彼はさすがに難色を示しました。

しかし、彼が「実は斜里出身」ということを知ったときの衝撃と、笑いをこらえる辛さは、今でも脳裏に焼きついています。


中学生にとって、自動的に連想のループが形成されます。あたりまえです。

寿男→寿司男→ネタ・シャリ→斜里→ウトロ→トロ→まぐろ→寿司→寿男→寿司男→





ロードスターに乗って、オープンで走っていて

「パチンコ シャリオ」の看板を見たとき、一人でこれを思い出してニヤけてしまいました。



ごめんなさい。

彼の名誉のために言いますが、実際には「トシオ」の「男」の字は別です。
彼は俺より遥かに優秀な東京の大学へ進んだと聞きます。








さほどでもないと思って撮ってみただけでも、このカメラで撮ると海の青がとても綺麗に写る。






あの夏から一番遠い場所

2008-08-08 23:54:28 | 
帰った。

釧路からイッキに札幌まで。
なぜか全然疲れなかった。

釧路はガソリンが安かった。
2年前も去年も、行った時は札幌よりかなり高かったのに。

原油高騰だけでは説明がつかない分の値上げも、あると思います。

いくつか写真を上げます。





信じられないくらい真っ直ぐな道が続く。
突き当たりはオホーツク海。






摩周湖。
初めて行ったけど、当たり前のように晴れてたw
霧で見えないって苦労する話ばかり聞くけど、皆違うところ見てるんじゃないの?って思ってしまった

そして、当たり前に見えてしまったからかも知れない。
さほど神秘性を持って受け止められなかったことも事実w
ふだん霧で見えないぶん、話が大きくなって伝説化しすぎてるんだと思う。

支笏湖の横にある、オコタンペ湖という綺麗な湖があるんだけど、まァそれのデッカイ版と言える。

写真で見るとおり、綺麗なことには変わりないのだけれど。


個人的には、それよりも中標津あたりで遥か向こうの丘までも続く牧草地帯を走ったり、知床峠を流したり・・・

っていうほうが印象に残った。



これは野付半島で。ここもまた素晴らしいところ。


まだまだアゲたい写真はあるんだけど。


天気が素晴らしく、最高だった。
95%はオープンでドライブ!!



オホーツクや釧路は、夏でも寒いイメージがあったけど、今回は例外だった。
ロードスターの模範的・象徴的な使い方をしてこれたと思う。
総じて、停まると暑く、走ってると少し涼しい、という温度だった。


どこまでも続くような牧場と、真っ直ぐな道路が右にも左にも広がっていた。
本当は、この中標津や別海のあたりさえ、知床の先端と同じように、何にも土地を使わず、保存しておいてもいいんじゃないだろうか。

よく、このあたりの町は「人口よりも牛が多い」なんていうけど、きっと本当だと思う。
でも、そんな牛さえ小さい小さい点にしか見えないくらい、広大な広大な牧草が、いくつもの丘を越えて続く。

同じ道の繰り返しかと思うような真っ直ぐな道を、しばらく走ってようやくたどり着く次の町は、その前の町と同じように、セイコーマートとホクレンのスタンドと、小中学校と郵便局があるだけの、集落。

まっすぐの道同士の交差点に、一つだけ信号があって、それで終わりの集落。


きっとこの領域にくると、過疎化とかそういうのもないと思う。
最初から、こうなのだろうと思う。


本来の地球の姿なんじゃないか、と思う。

大袈裟だけど。




片道30kmくらい、クルマで20分くらい(?)で、中標津町の街まで買い物に行く。中標津までくれば、スーパーもあるし大抵事足りる。
大きな買い物があれば、2時間かけて釧路まで出る。

そんな生活なんだろう。

それで十分なはずなのだ。


でも、北海道に育った俺でも、札幌に慣れたいまでは、この地区に住むのは慣れるまで大変だろうな、と思った。

道東へ行ってきます

2008-08-05 12:57:40 | Weblog
行ってきます。


恥ずかしい話かも知れないけど、帯広より向こう側の道東には、ほとんど行ったことがない。

去年、かろうじて阿寒湖・屈斜路湖経由で釧路に行ったくらい。
あとは学生時代に、とりあえず行っただけ、という程度で網走。


それ以上となると、中学生のときに父親の運転で家族で知床へ行っただけ。

でも、それだって一泊で急いで行ってきただけという感じだった。


となると、


俺は、東京や大阪よりも、道東・道北には行ったことがない、ということになる。

さらには、東北や広島よりも、だ。




だって・・・遠いんだもん。





今回は、ちょっと斜里まで行く予定。

斜里ってのは、網走と知床の中間くらい。

ここまで行けば、色々行ってくることになるだろう
(それ以上の予定は全然決めてないw)



外野手は固定すべきだ

2008-08-04 12:15:43 | Weblog
今日から夏休み。

今日はとりあえず、会社の人達と飲んだら、明日からはどっか旅立ちたいと思ってる。


とはいえ、5日間だからさほど遠くもいけないだろう。

わざわざ俺の休みに合わせてくれたとしか思えない天気。
昨日まであんな天気だったのに、今日から1週間、全道で快晴が続く予報だ。


今日は髪を切ったり、スーツを買ったり、面倒くさいけどやらなければならないことをしようと思う



今朝、ムカついたこと。

起きて、まずプレステ2を起動させて、プロ野球スピリッツの続きを始めた。
「マジペナントモード」だ。

ペナントレースを戦っていくわけだけど、途中で、色々なイベントが発生する。

で、阪神を使ってて、こんなイベントが起きた。

「中村豊選手が、起用法に不満を漏らして腐っています。
 期間内に彼を起用し活躍させ、モチベーションを回復させてください」



まったく面倒なイベントだと思う。
これは、07年シーズンだから、阪神の外野には赤星、金本、浜中が居て、固定だ。
そこに、俺は桧山も、櫻井も出したい。

そこにきて、中村豊なんて、ゲームの中では代走要員にしかならない。

でも、代走にしたって、藤本と秀太がいるんだから、中村豊は3番手なのだ。



要するに俺は中村豊を使わない。


にも関わらず、まったく面倒なことだとは思いつつ、赤星と中村を1番で併用した。
期間中、中村は2割台後半の打率を残して、長打やタイムリーも何本か打った。

それなのに、だ。


今朝、寝起きで1試合終えて、試合結果を見ていると、


「中村選手を活躍させることが出来ませんでした。彼に合った起用法が出来ていないようです」


とかなって、「失敗」の文字。





もう意味わかんない。

朝一発目からゲームに腹を立てた


そんな夏休みの始まり。


この夏は例年より騒々しい日が続くはずさ~

2008-08-02 00:06:22 | Weblog
会社で、むさぼるように書類を書いていたら、

急に「アレをアソコまで乗ってって、置いてきてくれ」


と命じられ、我に返った。



クルマは古い日産ラシーンだった。



目的もよくわからないまま、とりあえず言われたところまで運転するか、と。





そして走り出してみると、なんともいえない前時代的な走行感覚!!

フェンダーやバンパー、鉄ちんホイールの錆び錆び具合も、狙ってのことなのか本当の痛みなのか、わからないけど、とにかくイイ味出してる!w

シンプルなインパネ周りも、オシャレでもあり、ジープっぽくもあり、素敵。

四角い窓のむこうには、四角いボンネット。
窓を全開で、一人で夏気分w

誰のクルマかもわからない状態で、

「なんか音楽を・・・」

と、グローブボックスに裸のまま散乱しているカセットテープを、無作為に手に取って、カセットデッキのスロットにつっこんだ。

押されることを拒むかのような重たい「PLAY」ボタンを押して、テープの再生が始まる。


流れてきたのは、ポルノグラフィティの「ミュージックアワー」。




否が上にもアガるw


「テープってこんなに音悪いっけか?」というくらい滲んだガサい音質だったけど、それもまたこのクルマの味に思えてきてしまう。

古いラシーンにワイシャツ姿で乗って、窓全開で、ミュージックアワー聴いて走ってる変な兄ちゃん・・・。


仕方無い。


結構、現実逃避できたw

書類ばかりで疲れていたところだったので、良い気分転換になった^^



ニセコの温泉

2008-08-01 00:36:24 | ドライブ
今回行ったのは、ニセコの五色温泉というところです。


そうとう山の上を登って、もうこれは道を反れたか?というくらい細い道になって、ややしばらく走ってから、その温泉は姿を現します。

宿泊も出来るみたいだけど、とても家庭的な規模。

それがいいと思う。



「ニセコお花畑」という看板があって、一体はお花畑だった。
高山植物しか生えないような、それくらい標高が高いところまで来ていたようだ。






温泉の裏からパイプが伸びて、こうやって源泉が採られているのですね。

もっと、地獄谷のようなものを想像したけど、違った。



なんだか汚いけど、こうやって温泉が引かれてるんだね。





こんな穴が、いくつもあった。
井戸?



貞子が出てこれないように、線路を短く切った棒で、閉ざされていた。




どうしてこんなところに降り立てるのか?と不思議だけど、


むしろ逆で、ここへ歩いていくことを促すように、途中まで石畳が続いていた。







この場所では局地的に雲が覆いかぶさっていたけど、総じて天気は良好。

久々にロードスターを満喫した。


途中、軽いワインディングを登ったら、丘が拓けて牧場があって牛がいて、青空で、見渡しが良くて、一台のクルマが脇に停まって、人が降りてきて写真を撮っていた。わナンバーのレンタカーだった。

その人が、思わずファインダーから顔を離してこちらのロードスターを振り返ったときの表情は、羨望の眼差しそのものだった。

と、勝手に決め込んでいる。

そのくらい、ロードスターを満喫した瞬間だった。
たぶんロードスターの人生においても、あれほど綺麗な風景に納められる機会はそう多くはないだろう。(それは所有者の自分次第なんだけど)


こういう経験をしてしまうから、やっぱ絶対に手離せられないわけだ。