Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

引退

2008-08-21 23:12:22 | Weblog
清原が引退する。

ほとんど生きた化石のような扱いで、打席に立つだけで大歓声。俺がかすかに知っている晩年の真弓みたいな、それのスゴい版だね。

41歳だからすごいと思う。


って、思ったけど、

実際のところ、


広島の緒方も40歳だし、
立浪も、桧山も佐伯も39歳。

彼らは確かに近年、代打に甘んじているとは言え、それでも戦力として機能している。

清原は、ここ数年常に今のような状況だから、

そう考えるとまだまだ老け込むような歳でもないはずなのに。


金本、矢野、山本昌なんかはまだまだ重要な戦力でさえある。



何度もここで書いたことがあるけど、

98年頃の広島は本当にスゲーと思う。

3割30本打てる級の打者が、緒方考市、金本、前田、江藤、野村謙二郎と揃いに揃っている。
さらには代打に町田と浅井が居て、
投手陣を見れば、大野も佐々岡も、山内も沢崎も小林幹英(新人)もが戦力なのだ!

考えるだけでワクワクしてくる。



その頃の巨人はたしか、

仁志、川相、松井、清原、広沢、ダンカン、清水

とかそんなところ。ガルベスもいたし、元木もいた。




ヤクルトはどうだったろう。
すごく覚えているのは、97年の優勝で宮本、真中、稲葉がポジションを不動のものとした。稲葉がケガをした間に、生え抜きの副島や度会がちょっとした活躍をしたが99年にオリックスから移籍した高橋の復活ほどではなかった。
池山に代わって岩村が台頭したのもこの頃。土橋のポジションには城石あたりが奪いかけたがダメで、城石は大橋を奪った。



中日は、98年にトレードで関川と久慈を獲得して見事に活躍させた。
川上が新人として入り、翌年には福留と岩瀬がルーキー。ゴメスがしっかりとした活躍を見せた間、打線は安泰だった。


うん、やっぱりこの頃はレベルが高かったと思う。



そして、最近わかるようになってきた。
おじさん達が、長嶋や野村の凄かった頃のことを何度でも何度でも語るワケが。

きっと、彼らにとっては、その頃のプロ野球が一番だったんだろう。

客観的に見て、今のプロ野球のほうが格段に高度に洗練されていることが事実でも、やっぱり王・長嶋の頃が一番輝いていたのだろうと思う。






だから俺が、ここで90年代後半のプロ野球を語るのは、それと同じことなんだと思う。