Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

あの夏から一番遠い場所

2008-08-08 23:54:28 | 
帰った。

釧路からイッキに札幌まで。
なぜか全然疲れなかった。

釧路はガソリンが安かった。
2年前も去年も、行った時は札幌よりかなり高かったのに。

原油高騰だけでは説明がつかない分の値上げも、あると思います。

いくつか写真を上げます。





信じられないくらい真っ直ぐな道が続く。
突き当たりはオホーツク海。






摩周湖。
初めて行ったけど、当たり前のように晴れてたw
霧で見えないって苦労する話ばかり聞くけど、皆違うところ見てるんじゃないの?って思ってしまった

そして、当たり前に見えてしまったからかも知れない。
さほど神秘性を持って受け止められなかったことも事実w
ふだん霧で見えないぶん、話が大きくなって伝説化しすぎてるんだと思う。

支笏湖の横にある、オコタンペ湖という綺麗な湖があるんだけど、まァそれのデッカイ版と言える。

写真で見るとおり、綺麗なことには変わりないのだけれど。


個人的には、それよりも中標津あたりで遥か向こうの丘までも続く牧草地帯を走ったり、知床峠を流したり・・・

っていうほうが印象に残った。



これは野付半島で。ここもまた素晴らしいところ。


まだまだアゲたい写真はあるんだけど。


天気が素晴らしく、最高だった。
95%はオープンでドライブ!!



オホーツクや釧路は、夏でも寒いイメージがあったけど、今回は例外だった。
ロードスターの模範的・象徴的な使い方をしてこれたと思う。
総じて、停まると暑く、走ってると少し涼しい、という温度だった。


どこまでも続くような牧場と、真っ直ぐな道路が右にも左にも広がっていた。
本当は、この中標津や別海のあたりさえ、知床の先端と同じように、何にも土地を使わず、保存しておいてもいいんじゃないだろうか。

よく、このあたりの町は「人口よりも牛が多い」なんていうけど、きっと本当だと思う。
でも、そんな牛さえ小さい小さい点にしか見えないくらい、広大な広大な牧草が、いくつもの丘を越えて続く。

同じ道の繰り返しかと思うような真っ直ぐな道を、しばらく走ってようやくたどり着く次の町は、その前の町と同じように、セイコーマートとホクレンのスタンドと、小中学校と郵便局があるだけの、集落。

まっすぐの道同士の交差点に、一つだけ信号があって、それで終わりの集落。


きっとこの領域にくると、過疎化とかそういうのもないと思う。
最初から、こうなのだろうと思う。


本来の地球の姿なんじゃないか、と思う。

大袈裟だけど。




片道30kmくらい、クルマで20分くらい(?)で、中標津町の街まで買い物に行く。中標津までくれば、スーパーもあるし大抵事足りる。
大きな買い物があれば、2時間かけて釧路まで出る。

そんな生活なんだろう。

それで十分なはずなのだ。


でも、北海道に育った俺でも、札幌に慣れたいまでは、この地区に住むのは慣れるまで大変だろうな、と思った。