2泊3日で、ちょっと北海道を回ってきた。
帯広で一泊、名寄で1泊だ。
とりあえず、画像は明日にでもアップするとして。
帯広から名寄までのルート。
帯広から北上して、然別湖に出て、湖畔の細いワインディングを超えて(これがかなり面白い)、峠を降りたら糠平湖。
然別湖(しかりべつ湖)って、あらためて言葉にしてみると、なんだか厳粛な趣のある言葉だ。
たぶん、アイヌ語に漢字を当てはめたんだろうけど。
そこからかなり直線が多くて、緩やかな上り坂を上がっていくと、三国峠。
峠を越えると層雲峡。
まぁ、北海道をツーリングするライダーには御用達のようなルートかも知れないけど、26年北海道に住んでて、初めて通った。
だって、層雲峡(旭川)から帯広に抜ける道なんて、札幌周辺に住んでたら別に生活の中で必要じゃないもんなぁ。
三国峠というのは、たぶん層雲峡側から来て、南に向かって下っていくと、まるで雲の上からスロープが出てそれに乗っているみたいな気持ちになるだろう。
十勝平野が一望できて、晴れたら最高だろうな。
でも、運転の楽しさで言えば、ちょっとダメポ。
直線的で、大きなカーブばっかだ。
北海道には、こういう峠ばかりだ。
そういえば、旅先で一緒になった本州の旅人が、興味深い話をしてた。
「JRの滝川から帯広、釧路を越えて、根室まで行くのが根室本線だ。」
かつては、札幌から帯広へ直線的に行こうとすると、山が険しくて、鉄道も道路も引けなかった。
だから、根室本線も「国道38号」も滝川から帯広に出る。
かつては日高山脈を越えれなかったことも時代を感じるけど、そのときに、帯広や釧路をさしおいて、「根室本線」と名づけられたこと自体に、かつての根室という町の大きさ、重みを感じ取れる。
という話だった。
なるほど。
面白い。
たしかに。
もし、今もう一度つけなおすとしたら、釧路本線+根室線 となるはずだもんね。
旅をすると、いろいろな知識が増えていくのが楽しい。
天気はどうでした?(写真見る限り、よかったんじゃないかな?)
三国峠は大学の部活の旭川遠征で通りましたが、あの帯広側の穏やかな森から突如出現する険しい山の斜面を一気に上っていくのはなかなか壮観ですよねぇ。
そういえばその時、路肩にやけにでかい岩だな、と思ったらヒグマだったっていう思い出があります。www
熊・・・
あぶねーなw
そうか、釧路から旭川いくなら、三国峠を通るのかぁ